Joe McBride
Texas Hold'em

スムースジャズ界の゛スティービーワンダー″ことJoe McBride(Piano,Keyboards,Vocal)のNewアルバムの紹介です。前作のKeepin it realから約3年ぶりで発売が当初の予定よりかなり遅れてやっと発売になった新作がこのTexas Hold emです。前11曲中10曲はJoeの作曲によるもので彼のボーカルチューンも2曲収録されている。私はスムースジャズのアルバムに含まれるボーカルチューンはあまり好きではないのだがこのJoe McBride Jonathan Butler George Bensonの3人はスムースジャズ界の中でもボーカリストとしてトップクラスの実力を持っている人として認めている。 まさにこのアルバムはピアニストとして、ボーカリストとして、またコンポーザーとしてのJoe McBrideの才能を十二分に発揮したアルバムであるといえるでしょう。


Herb Alpert
Second Wind

トランペッターのHerb Alpert といえば1979年のアルバムRise がフュージョンの名盤として有名だが、今日紹介するのはもう少し新しいアルバムで1996年のSecond Windだ。このアルバムはJeff Lorberの全面協力で作られたこのアルバムはトランペットという楽器のすばらしさをあらためて痛感させられる。スムースジャズ界のトランペッターといえばRick BraunChris Bottiぐらいしか頭に浮かばないがスムースジャズとトランペットは結構相性のいい楽器だと思う。ファンキーな曲にしろ、バラードにしろトランペットにしか出せない独特の雰囲気を醸し出してくれる。そういう意味ではもっとスムースジャズ界で活躍するトランペッターが増えてほしいものだ。


Dwight Sills
Second Wind

1992年発売のギタリストDwight Sillsの2ndアルバムのSecond Windは当時まだSmoothJazzを聴きはじめて間もなかった私のお気に入りのアルバムだった。とにかく彼のフェンダーストラトキャスターのシャープな音から奏でられるクールでファンキーでメロディアスなフレーズは文句なくかっこよかった。

彼はこのアルバムの他、90年と99年にそれぞれアルバムを発表しているがここ最近は脇役でしか彼の名前を見ることはなくなってしまった。なかなかミュージックビジネスで長年やっていくのは大変なんでしょうね。


今日はキーボードプレイヤーのScott Wilkie を紹介します。彼は1999年Boundlessそして2000年にMore Than you knowと2枚のアルバムを出してますがそれ以来,彼の音は届いてません。それぞれ2枚のアルバムともすばらしく、第2のJeff LorberもしくはGreg Karukasになるんじゃないかと期待をしていたんですがもう5年もアルバムを出してないのでどうなってるのでしょうか。最近どんな活動をしているのか全くわかりません。彼のサウンドはいかにも西海岸のフュージョンという感じで明るく軽快なサウンドが特徴で、やたらとコンピューターを使わず実際のプレーヤーを使ってライブ感覚で作られているところに好感が持てます。

Dan Siegel
Inside Out

今日紹介するアーティストはベテランキーボードプレイヤーの“団しげる”ことDan Siegel です。彼は1980年代からすでに日本でも結構知られていた存在だったのですが私が聞き始めたのが1989年発売のLate One Nightからだ。その頃のアルバムも悪くはなかったのだが実際、私が彼のアルバムを好きになり始めたのが1993年のThe Getaway というアルバムからでその後のアルバムはだいたい気に入っている。(1995年のHemispheres と2002年のThe other side of Townはイマイチだったが。)特に去年発売のInsideoutは去年聴いたスムースジャズのアルバムではベスト3に入れてもいいほど気に入っている。それから彼を中心としたプロジェクトのBirds of a Featherの1996年の作品でStand Togetherもかなりいい作品なので是非スムースジャズファンの方には聴いてもらいたい一枚だ。2000年にはあのMichael White率いるRhythm Logicのメンバーとして来日し、さらに去年にも来日し、いずれも東京のみでライブを行ったらしいが是非大阪にも来てほしいものだ。



今日紹介するサックスプレイヤーArt PorterGeorge Howardの二人は残念ながら今はもうこの世にはいない。Art Porterは1996年11月にGeorge Howardは1998年3月にそれぞれすばらしい音楽を残して他界した。私の好きだったアルバムはArt Porterでは1994年発売のUnder CoverGeorge Howardでは1994年発売のA Home Far Awayです。いずれも11年も前の作品ですが今聞いても古臭さを感じることなくそれぞれ2人ののSAXの持ち味を十分味わえる作品です。

今回紹介するCDはSAXプレーヤーEuge GrooveJust Feels Right だ。このアルバムが彼の4枚目のアルバムになるようだが個人的には今までのアルバムは正直言ってそれほど印象に残るものではなかったのだがこのNEWアルバムはすばらしい内容に仕上がっている。特に感心したのは彼のSAXの音色が非常にエモーショナルでまさに魂をこめて歌っているような感じを受けます。またゲストミュージシャンも豪華でDavid T. Walker, Paul Brown , Ray Parker Jr, Tony Maiden (guitar); Peter White (nylon-string guitar); Freddie Washington, Roberto Vally (bass guitar); Michael White (drums); Lenny Castro (percussion).などが参加してます。


Euge Groove
Just Feels Right


今日紹介する人はKim Pensyl です。この人もあまりメジャーな人ではないのですがなかなか実力派のミュージシャンです。演奏する楽器はキーボードなのですがGRP recordsからShanachie Recordsに移った1994年のWhen you were mine というアルバムからトランペットも吹いています。GRP records時代のアルバムはキーボード以外ベースやドラムなどの楽器はほとんどプログラミングでやっており機械的な音楽のイメージがあったのだがShanachie Recordsから発売されたUnder the Influence あたりから生の楽器にこだわったヒューマンな楽曲へと変化していった。個人的に気に入ってるアルバムは96年発売のUnder the Influenceと98年発売のQuiet Caf é (アルバムジャケットもいかにもスムースジャズ風でかっこいい)と99年のPlaces I ve been だ。2001年にストレートアヘッドジャズのアルバムAt the Momentを出しているがやはり私としては彼のスムースジャズのアルバムを聴きたい。

今日紹介するアーティストはSteve Lauryです。ここ最近アルバムを出してないのでご存知でない方も多いとは思いますが元々アメリカ西海岸のスムースジャズグループFattburberのギタリストでソロアルバムは今まで4枚ほど出しています。一番最近出したアルバムVineland Dreamsが95年の発売なのでもう10年間音沙汰がないです。彼のギターの特徴はウェス・モンゴメリーを彷彿とさせるオクターブ奏法の美しいメロディーラインです。特に私の好きなアルバムは90年発売のStepping Outと91年発売のPassionです。どちらも古いアルバムなので入手が困難かもわかりません。ちなみに彼のウェブサイト を見つけました。今はどんな活動をしているのかわかりませんが久しぶりに彼のあの絶品のオクターブ奏法が聴きたいですね。

Steve Laury
Passion


最近私の好きなBrianCulbertsonBrianSimpsonがアルバムを出しました。二人ともすばらしいキーボードプレイヤーなのだがまずBrianCulbertsonは日本でもSmoothJazzファンの間では結構人気があるアーチストで今回のアルバムIt's On Tonightも日本国内版でも発売されています。BrianCulbertsonをはじめて聴いたのは’97年発売のSecrets でこのアルバムがえらく気に入ってしまい今では’94年発売のLong Night Outからすべてのアルバムは持っています。彼のアルバムはすべてすばらしいのでSmooth Jazzのファンなら必聴です。
かたやもう一人のブライアン、Brian Simpsonなのですが彼のNEWのアルバムIt's All Goodはなんと前作Closer Still から10年ぶりとなります。彼はそれほど有名ではありませんがSmooth Jazzファンならご存知かもしれませんがここ最近はドラマーのMichael Whiteといっしょに活動をしていて彼のアルバムの中でBrian Simpsonの曲や演奏を聴くことができました。さらに黒人ボーカルグループSurfaceの全米No.1ヒット曲のThe First Timeの作者としても有名です。彼のアルバムも2枚ともSmooth Jazzのファンなら必聴でかならず気に入ると思います。