今日は、ブログ更新DAY?
何となく、書きたい気分なのです。
そろそろ紙の裏打ちも習ってみたいと思って、練習用に持参したクラフト紙を見てもらったんだけど。
「紙は基本的に裏打ちしないよ。」と言われ。
えっ!?そうなの?
何やら思いきり勘違いしてた私…。
先生曰く、紙は紙。
厚さや取扱い方にもよるけれど、やはり脆くて、上製本の表紙に使うと、いつかは溝の部分から必ず壊れる。
だから、表紙には、極力、裏打ちした布か革を使うようにした方がいい。
当たり前と言えば当たり前の事なんだけど。
何だか目が覚めた気分、というか。
見栄えがいいとか、
デザインが良いからとか、
この紙が好きだからとか。
そういう理由だけで、溝に負担がかかるような、安易な製本をしてはいけない。
どうしても紙を使いたい場合は、その紙に適した製本方法を選ぶ。
「本のいのち」「書物としての状態を保つ」「耐久性」などを考えるならば、その本に一番適した表紙の材料を選ぶ事。
何だかマニアックな内容になりつつありますが。
とにかくもっと、本(中身の本文)に寄り添って、一番適した方法、材料で、製本してあげる事が重要。
しっかり見極めて、適切な判断ができるようになる事。それが、プロフェッショナルという事なのかな。
私は、まだまだ…修業が必要です。
アマルフィのハガキ製本は、こんな感じに仕上がりました。
オマケの追記
ハガキをくれたMに写真を送ったら。
このハガキを売っていたお店の店主さんに見せてあげたい、との感想が。嬉しかった。
いつか海を越えて、叶うといいなぁ。
(アマルフィ、私も行ってみたい。)