無事問題なく音は出ましたが、コンデンサーを新品に替えたので暫くはエージング・鳴らし込みが必要です。

最初は、上も下も出ない鼻の詰まった様な音で、音量も小さめですが10時間〜2・30時間、物によっては100時間以上鳴らし込むと本来の音になってきます。

そこで、鳴らし込みの間サランネットを自作します。

用意する材料は、角材と黒の艶消しスプレー、木工用ボンド、タッカー、それにマジックテープ。

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ネットの生地は「スピーカーショップUCHIDA」さんからVISATON社の物を購入しました。

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角材をバッフル板のサイズに合わせ適当な寸法に切って、木工用ボンドを塗って突き合わせてタッカーでとめます。

1日で仕上げたかったので、出来るだけ簡単な組み方にしたんですが、思ったより丈夫そうなので安心しました。

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艶消しスプレーを吹いて枠は出来上がりです。

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いちばんの難所ネット張りですが、R-305(2S-305)を張り替えて以来です。

ずいぶん昔の事なので少々不安でしたが、結構体が覚えていて割と上手く張れました。
あとは、マジックテープを貼って完成です。

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なんか、KEFと言うよりSPENDORみたいになりました。


問題のコンデンサーですが、MUNDORF、Jantzenなどいろいろ悩んだ末、ERO のフイルムコンデンサーMKT 1813 100Vにしました。

理由は、音質・価格もですが基盤の上に納まるサイズである事を優先しました。

結果、こんな感じになりました。

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グリーンの大きいのが10μf。
黄色いのが3.3μfと0.6は0.68をと思ったんですが、在庫を見つけられなかったので、0.33μfをパラにしました。

5μfは4.7μfに0.33μfを抱かせておきました。

さて、いよいよユニットを組み込んで音出し。

またまた、緊張の瞬間です。
交換パーツが揃うまでの間エンクロージャーを仕上げます。

キズや凹みを38FDの時のようにアイロン等を使って修復した後、サンドペーパーで表面を均します。

最後の仕上げですが、今回は木彫オイルでは無くて「ヨーロッパの家具」のような深い色合いを出したかったので蜜蝋ワックスを使いました。

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少し気になる所があるので、ついでに手を入れておきます。

エンクロージャーの材質は、かなり目の粗いパーチクルボードで、ザグリや断面からチップがポロポロと欠け落ちてしまいます。

断面には、木工ボンドをそのまま塗り込み、ザグリ面にはボンドを水で薄めて筆で染み込ませ補強します。

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長く使う為のひと手間ですね。