どうも≡SMOKEY≡です。
 
今回は正直皆さんにとってはどうでも良い話題を書かせて頂きますw
 
私が今の会社に入社して6年という歳月が過ぎました。
 
この会社に入る以前から警備という仕事を経験していた事もあり、仕事自体には抵抗も戸惑う事も無く従事する事は出来ましたが、これまでに多くの事が有りました。
  
私の勤めている警備会社は小規模経営の中小企業で、隊員総出でも20人弱ほどです。
 
通常警備会社は最低でも30名ほどの隊員数で運営するのが普通ですが、所謂イベント警備やオープン警備の様な大規模の警備業務を行わないので、ギリギリの人員で回しています。
  
にも拘らず、この交通警備員という職業は一般職の職業に比べ、殆どの会社が低賃金なのが現状です。
  
警備職は他の職業とは異なり、働く上で様々な制約が有ります。
  
1.制服を着て仕事をする他の職業と同様、常に会社の看板を背負って仕事をしている為に、仕事の合間にだらしない行動をすれば、かなりの確率でクレームが入ります。
 
2.業務上、法律に大きく関わる仕事なので、私生活や素行・言葉使いにおいても厳しく指導される。(会社の規定による。)
  
3.警察官や自衛隊員並みに私生活を犠牲にしなければならない。
(国道の維持補修工事会社との契約がある為に緊急工事や自然災害等による通行止めで召集が掛かる。)
  
この他にも色々有りますが、それだけ厳しい業務にも拘らず、貰える給料はバイト並みなのです。
  
初めて警備会社に入り一月ぐらい仕事をすると、結構な確率で退職する方が多いですねf(^_^;
  
交通誘導では、こちらから御願いをして止まって貰ったりするので、場合によってはトラブルが起こったり事故が発生する事もあります。
  
もちろん工事現場においては安全に関しての責任も負う事になります。
  
特に工事車両の出入庫など、歩道を跨いだり車道規制を行った作業では、自分の誘導一つで死亡事故に繋がりかねないからです。
  
東日本大震災の時は自分達が被災者なのにも関わらず、連日仕事に追われていました。
  
自宅の水道・ガス・電気が停まっていても、災害復旧工事の為に休めなかったのです。
  
これに関しては電力関係や道路工事業者や設備工事業者も同じ事が言えると思いますが、警備員は災害復旧業者としては認められない為に燃料の入手にはかなり苦労しました。
  
その様な経験を重ね現在に至る訳ですが、警備員という職業では雨風に晒される職場環境のみならず、事情に一切関係無く遅刻厳禁な通勤環境で不満を持つ警備員も多いです。

負わされる責任や不規則な勤務に対しての収入があまりにも低いので、募集をしても人材が集まらないという事態になっています。  
 
そんな私も8/10をもって現在勤めている警備会社を退職します。
  
理由は多々有りますが、一番の理由は家族とプライベートをもう少し大事にしたいという事です。
 
他人と会う約束も満足に出来ないうえ、スケジュールも満足に立てられ無い事も理由ですw
  
恐らく今後警備員として仕事をする機会も有るかも知れませんが、少しでも働きやすい環境になる事を願います。
  
という訳で今回は私の職業でもある警備員に関するお話でした。