過去を振り返った時、『あの時代は良かったなぁ。』とか、『あの頃は良かったなぁ。』と思う事は有りませんか?
私は常々、遥か未来の自分が今この時を振り返った時に、『あの時代は良かったなぁ。』と思える様に生きたいと思っています。
私が学生の頃もフリーターをしていた頃も、今この時をどう満喫するかを考えていました。
時には人生の選択に失敗したり、軽率な行動や言動で誰かを傷付けたりもしましたが、その時代に出来る楽しそうな事に目を向けて、後先を考える事無く体験して来ました。
こんな事を言うと、今まで何の苦労もせずに生きて来た様に聞こえますが、生きる上での苦労や不満や不安は当然ありましたよ?
今の自分が過去に体験した出来事や学生時代を振り返った時に、嫌な思い出ばかりだったり、あの頃には戻りたく無いと思う様な事はしたく無いだけなんです。
大人になって社会で働く様になると、どうしても『社会人として』とか『大人として』という、いわゆる外面を気にしなければならない部分が増えて来ます。
昔とは違うとか昔と同じ様にはいかないとか言う人も多いんですよね。
でもそれは老け込んだとか言う事じゃ無く、『やるべき事をやりながら、出来る範囲で楽しい事をやる。』という事だと思うのです。
自由人とかだらしない大人とか言われている人でも、生活をする上でやらなければならない事はきちんとやっていると思うんですよ。
仕事も商売も食って行く為には必要な事だし、何をするにもお金は必要です。
お金を稼ぐ為には仕事をする訳で、会社で勤めるには会社のルールに従う必要もあります。
身形や服装もまたしかり。
言葉使いや態度に至るまで、ルールに従う必要を迫られます。
今私がやっている警備員という仕事なら尚更その基準は厳しく、警察等の公務機関で仕事をすれば更に厳しくなると思います。
そんな社会生活を送る中で、将来今の時代は良かったと思える様な生活をする為に、今をどう楽しむか、今をどう楽しいものに出来るかを模作しながら生きるのも悪く無いと思うのです。
趣味や娯楽の幅を拡げて年齢を気にせず楽しむ事が出来れば、今を楽しいと思える事が出来ると思えるのではないでしょうか。
今が楽しく無ければ、将来そう思える事も出来無いのですから。