前回に引き続きgloを紹介させて頂きます。
前回は外観を中心に紹介させて頂きましたが、今回はglo専用煙草のネオスティックの紹介や実際に使った使用感も交えて書かせて頂きます。

こちらはglo専用煙草のネオスティックのパッケージです。
 
フレーバーは全部で3種類。
 
左から、香ばしいレギュラータバコのブライトタバコ・さわやかメンソールのフレッシュミックス・強烈メンソールのインテンスリーフレッシュです。
 
価格は¥420で、iQOSのヒートスティックの¥460と比べるとランニングコストが安いと言えます。
私はネオスティックのブライトタバコのクセのあるフレーバーが得意では無かったので、今回は強烈メンソールのインテンスリーフレッシュをチョイスさせて頂きました。
左がネオスティックです。
 
一般的なキングサイズのレギュラー煙草との比較です。
 
長さはほぼ同じで、細さはスリム煙草より少し細い感じです。
本体にこの様な感じに差し込みます。
 
太い線が中に入らない程度にしないと、ネオスティックの先の方に熱が入らなくなる為です。
 
丸いスイッチを長押しすると、バイブレーションが作動して加熱開始を教えてくれます。
この様にスイッチ外周のインジケーターが点灯します。
 
インジケーターは4個のランプで構成されており、4個のランプ全てが点灯して再びバイブレーションが作動したらスタンバイOKです。
 
加熱開始から吸えるまでの所要時間は約40秒なので、よほどせっかちな方でも無い限りは不満無く使用出来ると思います。
 
バイブレーションが作動してから3分30秒の間が喫煙可能時間です。
 
iQOSとは異なり、時間内であれば何度でも吸う事が出来ます。
 
ドローは結構重く、普通の煙草に比べ少し吸いづらく感じるかも知れません。
 
吸った感想としては、かなり大味です。
 
メンソール自体もかなり強く、喉に来るキック感はかなり満足の行くものです。
 
再度バイブレーションが作動したら残り20秒の合図です。
 
インジケーターが消灯すると加熱終了です。
こちらが吸い終わった後のネオスティックです。
 
加熱による変色が分かると思います。
 
使用後のネオスティックは吸い殻入れかゴミ箱に捨てましょう。
 
煙草の葉を直接燃焼する一般的な煙草とは異なり、火種は無いので火事になる様な事も有りません。
こちらが使用後の本体です。
 
中には何も残っていません。
 
ほとんど塵が残らないので、頻繁に掃除をする必要が無いのです。
このgloはネオスティックの外側から加熱する設計なので、iQOSの様に煙草の葉にヒートブレードを差し込みません。
 
中に塵が残りにくいのはこの構造による事が大きいと思います。
 
本体の掃除は20本毎ぐらいに一度で良いそうです。
 
gloの場合一度吸い終わっても直ぐに次のスティックを差し込んで加熱させる事が出来ます。
 
バッテリー一体型の成せる業では有るのですが、バッテリー自体の容量も多いので、そこそこ安心感もあります。
 
総括すると、思っていた以上に良かったです。
 
まずVAPEをやっている自に分とっては、デバイスのサイズがそこそこコンパクトなので、然程持ち歩く上で邪魔にならない事と、レギュラータバコフレーバーが苦手でもメンソールを選べばそれなりに満足出来る事。
 
かなり個人的な見解ではありますが、この発展途上な分野の嗜好品で、iQOSやPloom TECHも含めここまで高い領域で製品化したのは素晴らしいと思います。
 
ではgloの良い所と悪い所を書き出してみましょう。
 
良い所
1.一度充電してしまえば35本も吸えるバッテリー容量
2.ネオスティックの価格がiQOSのヒートスティックより安価な事。
3.多少加熱に時間は掛かるが、連続して喫煙が可能な事。
4.想像以上に大味なメンソールフレーバー。
5.glo本体のお手入れが楽な上、掃除の頻度が少なくて済む事。
 
悪い所
1.慣れない人にとってはデバイスを持って吸う行為に抵抗がある人が多い事。
2.本体のブラストフィニッシュは触り心地は良いが、手を滑らせて落とす危険性が高い事。
3.一般的な紙巻き煙草に比べて、レギュラータバコフレーバーの味が焦げ臭いと感じる人も多く、好みが分かれる所。
4.物によって使えないマイクロUSBケーブルがある事。
5.デバイス自体の完成度はそれなりに高いが、需要に対しての供給量が確実に追い付いて無い所。
 
商品的にはかなり満足の行くものです。
 
一番問題なのがgloの運営サイドが現在の供給状況に関して、何ら改善策を取っていない事です。
 
せっかく商品的には良く出来た物なのに運営サイドが製造販売に関して消極的な投資をしている。
 
地域限定でテスト販売を行う意義は理解出来ますが、運営コストをケチってサービスそのものが破綻してしまう危険性があるので、もう少しやり方があるのではないかと思うのです。
 
電子加熱式タバコ自体がすでに一般的なガジェットになりつつある状況の中で、製造販売の体制が整わない中で宣伝・発売を強行しておきながら、その後の供給体制に影響を与えていては本末転倒だと思うのです。
 
事実上現在の販売に関しては公式サイトで予約をしてから直営店の店頭で購入するシステムで落ち着いている様ですが、その内容すらきちんとアナウンスされていないのが現状なのです。
 
そこら辺の事情で考えるとiQOSの方が入手に関してのサービスは行き届いている方ではないでしょうか。
 
という訳で、様々な問題を抱えつつも発売されて数ヶ月が経過したgloを購入して紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
 
これから購入する方や全国展開後に購入を考えている方に少しは参考になれたのではないかと思います。
 
もし質問等が有りましたらTwitterのDMやTLで聞いて下さい。