今回紹介するのは日本製のメカニカルMod、宮城県 仙台市にあるHAMO JAPANさんが製作している『66mod』です。



なかなかお洒落な可愛らしい箱に入っております。

で、これが中身です。
 
今回も仙台のHAIGHTさんでこのModを購入させて頂きました。
 
この66modという名前の由来は、全高が6.6㎝である事に由来します。
 
実は今年の3月頃にこのModの存在を知り、地元仙台のモッダーさんが作られていると聞いて、絶対に一つは欲しいと思っていたんです。

マグネット固定のバッテリーカバーを外すと、ご覧の様な注意書とシリアルナンバーが焼き印された木製のプレートが貼られています。
 
かなり手の込んだプレートですねぇ。
 
このプレートも一枚一枚手作りしているそうです。
 
このModは18350パラレル・デュアル仕様ではありますが、1本でも使用出来ます。
 
実はこのModは66modとしてはセカンドモデルで、ファーストモデルとの一番の違いはバッテリーのネガティブ端子がスプリングアジャストからネジ式に変わった事です。
 
この事により、以前はバッテリー1本で使用する際に使われていたウッドスペーサーが付属されなくなりました。
 
その代わりに、ネガティブ端子調整用のミニサイズのカッパー製マイナスドライバーが付属されております。

マテリアルの金属部はブラス製です。
 
ボタンのストロークは少々深めではありますが、カチッとした感触がとても気持ち良い押し心地です。
 
thread部のネジは非常に精密に彫られており、ごく希にではありますが作りの荒いアトマイザー等はきちんと収まらない場合があります。
 
写真では分かりにくいかも知れませんが、thread側とボタン側ではトップ部の角の処理が異なる作りになっています。
 
これはボタンを押す際に角が当たらない様に面取りのラウンド加工を施してある為です。
 
この様な細かな配慮はとても有り難いですね。
 
このModにはボタンのロック機構が付いて無いので、ボタンの配置が上側になっています。
 
持ち運びの場合は安全の為にバッテリーは外した方が良いでしょう。
 


私が愛用しているbeyond vapeのMAKO SHORTYをフィッティングするとこんな感じになります。
 
ローハイトのアトマイザーでも少し大きく感じますね(^-^)
 
この組合わせでの使用感は、メカニカル特有の立ち上がりの速さと、手に馴染む小さな木製Modの独特な肌触りがとても良い感じです。
 
バネ反力が少しだけ強めの押しごたえのあるボタンは、持ち運びの際を考慮しての事でしょうが、決して押しづらい訳では無く、カチッと心地好い使用感を体感出来ます。
 
先にも述べた様にバッテリー1本でも使用出来ますが、個人的には容量的にも心許ないので2本で使用した方が良いと思います。
 
総括すると、テクニカルの様な安全装置が無いModなので使用する際には注意点がありますが、コンパクトでストレス無くVapingする事ができ、木製品特有の肌触りと木目の美しさを堪能出来る逸品であると言えます。
 
また何より日本製である事と、他のオーセンティックModとは被る事の無いデザインは、所有欲を満たしてくれる事受け合いです。
 
価格的にも¥20.000以下の価格帯で購入出来るので、私の様なメカニカル初心者にも手が届きやすいModだと思います。