Vapeを楽しむ上で、アトマイザーとの組み合わせ次第で吸い心地や味が変化する物があります。
 
それはドリップチップ(以下DT)です。
 
通常はアトマイザーに同封されている物なので、気にする事も無い物だと思います。
 
しかしアトマイザーによってはDTが付属されない物があります。



私の愛用しているUD社製のアトマイザーもDTは付属して無いのですが、スレッドが510規格なので、他のアトマイザーのDTが使用出来ます。


このDTは他のアトマイザーに付属されている物です。


KangertechのSUB TANKの物です。
 
内径が細いのでミストの味が濃くなる為、低温で吸う際に使用しています。
 
規格が同じならば、アトマイザーに関係無くセット出来ます。
 
これよりも太い径数のDTが欲しい場合は、単品販売されているDTもあります。


左がSUBTANKの付属品で右が単品販売されている物です。
 
外観だけだと、さほど変わらない様に見えます。




この様に外径・内径共に単品販売の物の方が広くなっているのが分かると思います。
 
これはアトマイザーの気道が広い場合、内径が広い分だけ多くのミストが通れるという事になるので、理屈上ではより爆煙になるという事になります。
 
外径とボア径が広い分だけDT内部がチャンバーの役目もはたすという期待も持てます。
 
実際UDのIGO- W PLUSに使用した際には、ワイドな方が爆煙になります。
 
写真の様なRTAの場合、アトマイザーの内側にチムニーがあります。
 
最終的なミストの出口が狭い為、内径が狭いDTの方が合っていると思います。
 
ただしエアフローを広めに解放すると、より大量のミストを吸引出来るので、ボア径が広い方が吸い易く感じるかも知れません。
 
基本気道が狭いと味重視・気道が広いと爆煙志向と言われていますが、アトマイザーの構造等でも変わります。
 
最近ではアトマイザーのトップキャップ自体にボアがついているRDA等もあり、クラウドチェイサー向けの爆煙モデルになっている物もありますが、普段使いのアトマイザーには写真の様なDTの方が良いでしょう。
 
物によっては樹脂系のDTにテフロン加工が施された物や、熱が伝わりにくい材質のDT ・内径に気流加工が施されたDT等も販売されているので、色々と試してみてはいかがでしょうか。