サイフと相談・・・してもナイもんはない!
告知後、大学病院の予約の確定を待つ間しばしクリニックの待合室で待機。
しかし待てど暮らせど大学病院に連絡がつかない。
30分ほど待ったけれど、連絡がまだつかない。
予約が取れた段階で、連絡してもらえるようにとお願いし紹介状を手にクリニックを後にする。
ちょっと疲れたなぁ〜と思い、一人カフェタイム。
人が多い、人が多い・・・・って今日、土曜日??
つまり、大学病院はお休みで連絡がつくはずがないやーん!
朝からちょっとしたミニコント状態。
はいはいどーどー、落ち着いて落ち着いてと神様が言っている。
これから何をするのか、私は知っている。
どんなガンなのかを調べに調べて治療方針が決定する。
・組織検査
・PET-CT
・MRI
・エコー
・マンモ
いろんな検査が待っている。そして検査は高額、全部合わせたら息止まっちゃうくらいお高い。
お財布に聞いてみる。
「君に余裕やゆとり、あるかい?」・・・聞くまでもない、ないに決まってる。
だがしかし、私たちの保険証には事前に申請しておくだけでアラ素敵!
窓口負担がある一定額までで済むようにできるスペシャルアイテムをゲットできる。
ありがとう!国民皆保険!!
その名を「限度額適用認定証」でございます。
前回の乳がん治療で本当にお世話になったスペシャルアイテム。
これがないと、窓口での支払が高額になって際限がない。
しかも、それを後日申請し、還付を受けようものなら、時間がかかって仕方ない。
待てない!私、待てない女なので!!
・・・恐ろしいことに乳がん治療は何をしても高額です。
震える手で、自分の所属する健保のホームページで限度額適用認定証の申請書をダウンロード!プリンタがないからコンビニで出力できるアプリをダウンロード!
小走りでコンビニに駆け込み、出力!!がっ難しい!!くぅ〜!
後ろで待つ、若者を見ないふり。
でも知ってるよ、ごめんよごめんよって思ってはいるが顔は能面。
冷静に知ったかぶりして操作する。時々、老眼のフリしてみたりとかね。
ようやく出力に成功し、コンビニの優しいお姉さんから82円切手を購入した。
自宅で速攻で記入した後、赤いポストを探して彷徨うこと10分。
無事投函!!成功!!
とりあえず、まず最初に準備したいのは限度額適用認定証。
あとは自分がどんなガンであるか、それがわかるまで何を準備すればいいかわからない。
不安だけど、想像がつかない。
結論が出る前のこの時間は、まだ少し余裕がある。
この日、普通の健康な中年女子が「乳がん患者」って名前になった。
またかよぉ〜って、「とほほ」って人生で初めて言ってみたよ
チャン♪