こんにちはー!オリオティア。

 

4月より、NGO連携無償資金協力の下、「ウガンダ北部における道路インフラ整備・地域の緑化を通した強靭なコミュニティづくり(第2年次)」を開始しました。

 

第1年次(2023年4月〜2024年3月)はグル県にて、以下を無事完了しました。

  1. 「土のう工法」を用いた農道補修 → 560mの補修
  2. 育苗・植林トレーニング → 2育苗場を立ち上げ25,000株以上の苗を生産、15.5ヘクタールに植樹し緑化 
  3. 省エネ型かまど作成トレーニング → 331基のかまどを作成、各世帯での実用開始
  4. 小学校での衛生・健康啓発教育 → 2校にてトレーニングを実施(生理用タオル裁縫、ゴミの分別、疾病予防など)
これから重要なことは、訓練生たちが自主的に活動を続けること。継続性・持続可能性や発展性は非常に大切なのですが、団体のExit後は色々な理由で活動が立ち消えることも多々あり、すべてのNGOが課題とするところなのです。
今後は新事業を実施しながら、グル県の訓練生たちのモニタリングも続けます。
 
 
さて、4月から開始したキトゥグム県での事業、活動内容はグル県とほぼ同様ですが、1年次にうまく行かなかった事の反省を取り入れて、発展させていくつもりです。
 
我々キトゥグム県での事業実施は初となるので、まずは県政府への事業説明会に行ってまいりました(カンパラから車で7時間かかります)。この事業、エンジニア課、教育課、天然資源課、コミュニティ発展課など様々なデパートメントが絡むため、20人程のオフィサーが集まりました。事業内容と今後のスケジュールを共有し、県政府人員の事業への積極参画についてお願いしました。ウガンダではこれが大切で、入り口を間違えると後々とんでもないことになります。参加者の皆様、事業内容に合意してくれ、各種トレーニングの視察や訓練生の早期選定などを約束してくれました。
 
 
 
キトゥグム県は乾燥地で雨の少ないところ。4月〜5月は貴重な雨期ということで、早速一つ目の活動である植林が走り出しています。50名の農民と30日間で20ヘクタール以上に植樹することで、森林面積がめっきり減ってしまった地域の緑化を目指します!
 
農民グループ50名と植林地の整地や測量をしました。苗木の種類によって植林間隔が違うので、測量は大切です。
 
植樹予定のユーカリとチークの苗
 
ぐんぐん育ってくれることを祈ります。植樹後の活着率・生存率もモニターしていきます。
 
7月〜8月はかまど作成訓練、農道補修訓練が控えているので、準備も進めています。
 
また、各活動の進捗についてレポートいたします!
引き続き応援いただけると嬉しいです ☺️