オリオティア!
今年度は、日本外務省NGO連携無償資金協力の下、東部地域の5県にて道直し訓練を行う予定としております。
5月のナミシンドワ県からスタート!首都のカンパラから東に走ること6時間、ケニア国境の近くです。
今回は選定した25名の若者、25名の道路維持管理組メンバー(農道や支線道路の維持管理を担当する県政府お抱えのエンジニアの卵たち)に土のう工法の技術移転を行います。
まずは、2日間の土のう工法や会社設立についての理論講座で知識を養います。
私もしれーっとお勉強中です。県の商務官がゲスト登壇し、会社登録について説明してくれています。講座の終わりに理解度を図るためテストを実施しました。
座学の後はクラスルームを抜け出して、8日間の実地訓練、悪路を補修します。
今回の現場を含む東部のエルゴン山周辺は急坂が多い上、粘土質の土壌で通行に一苦労です。ウガンダの主食「マトケ」をマーケットまで運ぶのも見てられないくらい大変です。
四駆車でもタイヤがぬかるみにとられ左右に流されました。
この訓練中は雨が降らないことを神様に祈り続けましたが、けっこう降りました。
雨による作業中断が続きました。山の天気は本当に変わりやすいですね。
それでもスタッフ、訓練生の頑張りで予定していた2箇所の補修を終えました。
最終日には、県知事も現場に来てくださり、訓練修了証を授与しました。
さて、ここからが問題の会社登録。登録手続きが煩雑で、県の商務官が協力的かどうか。。なところがあるので、気合いを入れてフォローアップしないとなりません。
いきなり建設会社登録は難しいので、まずはウガンダではお馴染みのSACCOsと呼ばれる貯蓄信用協同組合登録をし、事業が波に乗ったら会社にアップグレードすることを試みます。
彼らが事業を受注しコミュニティの生活と彼ら自身の生活を向上させることができるよう、引き続き関わっていきます!