voice #105

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[梨加さんからはなにも聞いてないから。]

[え?どうして?]

[理佐から聞きたい。理佐が、話してくれるって言ったんだから、私はそれを待つ。]

[分かった。だけど、もう少しだけ待って。もう少しだけ...]

[ゆっくりでいいよ。]

[うん...]

LINEの文面からでも伝わってくる
理佐が元気がないことくらい

ちょっとでも笑って欲しくて、再びカワウソのスタンプを送った


[このカワウソの表情なに?笑]

[おもしろいでしょ。]

[まぁ...]

[理佐。]

[なに?]

[ありがとう。]

[え?]

きっと、理佐は驚いた表情をしてるよね

[今日、理佐のおかげで体育祭楽しめたし、やり切れたから。]

[私は何もしてないよ。]

すぐにそう返ってきた
なんとなく分かってた

理佐は、いつも謙虚で自分のやったことを当たり前のことだと思っている

でも、理佐がいつもしてくれることは、ほかの人にはなかなかできないことだよ?


[耳栓渡してくれたじゃん。ずっとそばにいてくれたじゃん。それでなにもしてないって?]

[別に大したことじゃないよ。]

[それでも、理佐が不安になった時にもそばにいてくれたからホッとすることができたんだよ。]

[でも...]


[理佐は、優しすぎるよ!]