あらすじ…
高校3年生の娘が、受験前に不登校に！
学校には行きたくないけど現役で卒業して大学に進学したい、と訴える娘。通信高校への転校を希望するも学校側が毎度娘を説得。その後も行ける行けないを繰り返し、ついに「学校に行けないとなると卒業は難しい」と学校側が言い出したので、12月より通信高校へ転入することとなった。大学には無事に合格したが、果たして転入先で無事に高校卒業資格を得ることが出来るのか…
さて、このような最悪なフィナーレを
迎えてしまった娘ですが
無事に、高校卒業資格を得られることが
確定しました！！
まずは、良かった
実は最後の2時間が
ずっと行けなかったんです。
(同時にアメ限も公開します)
そうこうしてるうちに
今回の事件が起きた時
これはもう、この状況を利用して
何がなんでも連れていくしかない！！
と考えたんです。
でも、ご想像通り
一筋縄ではいかなかったことを
書き残していきます。
まず私は、今彼氏とは
理由があって連絡が取れない
この状況はチャンスじゃないかと考えた。
もし仮に彼氏が捕まってなかったとしても
すぐに保釈されていたとしても
学校へ行く日はこの日と決められており
どちらの状況になっていたとしても
娘の状況が辛いのは変わりがない。
何故なら、別れ話になっているから。
だったら、連絡が取りようがない今
判決が下される前の動きが止まっている今
今後娘の心が更に荒れるかもしれない前に
上手いこと説明して、娘を学校に行かせる。
どのようにしたかというと
実は、コメントを残して下さった
フォロワーさんの言葉がヒントになりました！
「学校に泊まり込む、ぐらいしないと難しいんじゃない？」
そうだ、学校に泊まろう！！
てな訳で、学校に泊まることにしました！！
ってのは冗談で。わかるわ
学校すぐ近くのホテルに
息子と娘を連れて前乗りしたんです。
娘には、今回の事件と学校のことは
絶対に繋げるような話をしたらダメ。
切り離して話をするように工夫してます。
彼氏のことはさておき
「明日の学校、起きれなかったらいやだから
近くのホテルに泊まって行こう。」
そう伝えると娘は「行く」と答えた。
動きはめっちゃ鈍いけど←これはいつものこと
娘の支度が出来るように待つ。
「15分になったら行くよ」
そう声だけかけて、なんとか
この15分前にベッドから起きて
着替えを用意して、部屋から出すことに成功。
ホテル宿泊という
いつもとイレギュラーな行動が
娘を動かすことが出来た理由かな。
ホテルでは、割と元気に話が出来た。
大学の先輩との連絡のやりとり
同じ大学に行く子とまだ出会えていないこと
大学のイベントに参加したいから
明日服を買いに行きたいこと
タピオカが飲みたいこと
風呂には今日入るべき？明日入るべき？
夜食に買った餃子がめっちゃ不味いこと
などなど。
風呂も、4日入ってないので
明日ではなく、今日中に入るように言い
なんとかそれもクリア。笑
私と息子が寝てから風呂に入り
その後も起きてたみたい。
昼夜逆転してるのも問題
しかし朝、何度起こしても動かない。
元気がない。。。
私も失恋の経験があるけど
朝が1番辛いんですよね。
分かる方います？
また1日が始まるのか…って
とにかくしんどい。
昨日は割と元気で
「モーニングある？」と聞いてきて
楽しみにしていた娘だが食欲もない様子。
風呂だけでも昨日入っておくよう
伝えておいてよかった。
ホテルの退出時間は10時。
ムクッとベッドから起きては寝て…
それを何度か繰り返すが
着替えに移行しない。
そこで、私と息子が先にフロントへ降りて
娘が自分で起きて出てこれるように
作戦変更。
5分前になっても来ない…
フロントの方に説明して
コールをかけてもらうことにした。
10時が過ぎても来ない…
もう一度フロントからコールをお願いした。
のそっと降りてきた娘。
着替えこそしたが、その格好は
もう絶対に学校に行く気がない。
車に乗り学校駐車場に到着。
やっぱり、行こうとせず。
何を伝えても無言。
でたでた、無言。
こういうところから、彼氏も
ヒートアップして今回の事件になったんだよね。
担任に連絡し、駐車場まで来てもらった。
担任が来ても、無反応。
担任「来られるタイミングでいいので
来てください。」
そう言って先生は一度去った。
去ったあとも無言を貫く娘に
以前、前高校の副主任が使った質問を
真似してみることにした。
「今、何が1番気になるの？
今どう思っているのかをまず言葉に出してみな。」
すると娘
娘「…行く気にならない。」
まあ、でしょうねといった答えだけどw
どういう気持ちなのか、と言う言葉を
聞き出せることが出来た。
こうなっては、学校の中に入るのは
やはり無理だろう。
担任と話をしに行こうと
校舎へ向かおうとしたら
ちょうど担任が走ってこちらに
やってきた。
「本当は、教室で受けることが原則なんですけど、上の者と掛け合いまして、駐車場でレポートを書いて提出して下さい。それで今回の授業はOKにします。」
と言って下さったのです…
実は、その日の朝
娘の様子を見て、多分これは
学校に行けないなと、すでに判断していた。
なので学校に連絡し
数日前に起きた事件と
それにより娘の精神が不安定なこと
ただ、卒業の意思はあるため
卒業はさせてやりたい。
なので、学校近くのホテルに
前乗りしたことを報告した。
私「今日のチャンスを逃したら、恐らくもう
行けないと思うんで、何とか今日
駐車場まで連れて行って、
それから説得するつもりです。」
私は、もう絶対にこの日で
この件を終わらせると決めていた。
ここで問題を一つ解決させたい。
絶対にやると決めたら
周りにその気持ちを伝えて
助けてもらうしかない。
先生は、今回の事件は
逮捕に至るべき問題で間違いはないこと
その状況を考慮すると言って下さった。
担任「レポートも書けないようなら、
お母さんが書いて提出でもいいですからね。」
ヒソヒソっと、そう伝え
先生は学校に戻って行った。
レポート作成は、私が文章を考え
娘がそれを自分の手で書くことにした。
せめて少しでも自分で作業させる
「ママが協力するから、ちゃんと自分の字で書きなさい。」
と言ったら素直に応じた。
レポートの課題は2つあり
質問事項もそれぞれ5つあったので
なかなか時間がかかった。
しかも授業が終わる12時までに
提出してほしいと言われていて
時間を見たら残り1時間半…
文章を考えて、その作業を進める間
チャイルドシートで身動きが取れない息子が
ギャン泣き。
余計に焦るし気が散るし
ずーっと、レポートが書き終えるまでの
約1時間、息子は泣き続け
仕上げたレポートを提出。
合格確定です！！
と一安心し、担任にお礼を伝えたあとは
とにかく一回抱いてくれと泣き続ける息子を
しばらく抱いてあやして…
すっかり赤ちゃんになっていた
なかなか許してくれんかった
こうして、長い長い
高校生活が終了。
そのまま地元へ戻り
息子を保育園に預け、娘を自宅に帰らせ
私は午後出勤へと走った。
やりきった
夜、帰宅したら夫に言われた。
「これから月に1回ペースで、
交互にホテル泊しない？
久しぶりに子供のいない一人の時間を満喫できて
めっちゃ良かったんだよね
」
」うぜぇーー。笑
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