これは私が21歳娘が3歳の頃の話
当時、バイトをしながら専門学校に通っていました

これまでのまとめ【  】

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娘は、2歳頃から落ち着きがなく
目を離した隙に
1人でどこかへ行ってしまう子でした。

2〜3歳の頃がピークで
言葉の発達と共に落ち着きましたが
とにかく、手のかかる子でした。



それも、一瞬の目を離した隙に
上手に居なくなるのです。

まるで、私から離れることを
楽しんでいるかのように。




ショッピングセンターの2階にいた時のこと
私の目が娘から離れた瞬間に
娘が居なくなった!

見つけると、娘は走って逃げる。

これを繰り返すうちに
本当に見当たらなくなる。


探していると、アナウンスが入り
娘の名前が呼ばれる。

迎えに行くと、娘はお姉さんと
楽しそうにして遊んでいた。

私を見ても「ママみてー
けろっとしている。

この時は1階、外の駐車場
お花を摘んでいるところを
見知らぬお兄さんが発見してくれて
連れてきてもらった。


え、元々いたのは2階だよ。。

1人で一階におりて外に出たの?!


まだ2歳3歳なのに
1人で外に出ることに抵抗がない。

それどころか、遊んでしまっている。

ダメだよと言っても通じず繰り返す。



ある時も、ほんの目を離した隙に
娘がお店から勝手に出てしまった。

外は車の通りの多い広い道路
少し行くと住宅街
外は真っ暗

…完全に見失い
友人へ応援を呼び、警察にも連絡し大捜索。


約30分後、警察から連絡があり
歩道を歩いているところを
見知らぬお姉さんが発見し
警察署まで送り届けてくれていた。

真っ青になって迎えに行くと
本人はケロっとして、警察官と
楽しそうに遊んでいた。



ある時は、花火大会が終わり
帰宅ラッシュの時。

人混みが多い中
私の手を必死に振りほどき
ずんずんと1人で前へ前へと進んでいく娘

こっちははぐれるのが怖くて
必死に追いかけるが、
その様子を見て娘は喜んで逃げる。

結局、人混みの中大捜索。

すぐに見つけて叱っても
娘はケラケラと笑っていた。



ある時は
友人が家に遊びに来るので
部屋の片付けをしていた時

訪ねてきた友人が
今さっき向かってる途中に(娘)ちゃん、すぐそこの外の歩道を歩いてたよ。

え!!ずっと家にいたよ??びっくり
ほら、今も娘いるし。

まさかと本人に聞いてみると

うん、ちょっとお出かけしてたのー

えぇ〜!!! 外に出てたの?!

なんて事もありました。




そのどんな時も共通したのは

ママと離れて不安だった様子なし。

普通、ママとはぐれたら
怖くて泣いちゃうと思うんだけど…

はぐれたと言うより、
自分からはぐれに行く

1人になることに対して
怖いという感情がない…


私が子供の頃、母親とはぐれてしまった時
もの凄く不安だったし、母親の顔を見て
怖かったのと安心感で泣いた記憶がある


娘の、他の子とは違うこの感覚に、当時
違和感を感じていた。

しかし、この子の性格なのかなと思っていた。

保育園の先生が

(娘)ちゃんはひょうきんな子だね。

と言った言葉に納得したからだ。

その後は何に対しても
ひょうきんな子だから」で
済ませてきました。