ソムリエ第45弾★metronomy
CD買った。給料入ったから。
なので、音楽についてたらたらと。
遅ればせながらmetronomyのアルバムを買いました。
すごくいいです。ちょいと誤解してたです。「ニュー・エキセントリック」ってなにゃねんーと思ってたので。じゃあ2001年~2003年くらいの流れは何だったのさ!って。
リバティーンズは好きなんですけど、アークティック・モンキーズに至るまでずーっとあの音だったし。ディスコっぽいのもそれだけでもう充分だし。
LCDSoundsystemが最高にカッコ良かった。それが大雑把に言うとアヴァランチーズがいなくなった後の印象です。もうごたまぜの音楽が多かった。順列組み合わせの時代。
僕は「in rainbows」を本当に好きなんです。あれはそういうのの究極だと思います。順列組み合わせが顕著なのは、やっぱradioheadの影響が一番強いと思います。
でもあれ枯れてるし、おっさん臭いと思われても仕方ない。でも若い人の作るロックンロールは浅過ぎて匹敵しない。
metronomyだってそういう意味では全然軽いのだけど、これヤバい。
一言で言えばYMOだよねー。印象はKLAXONSっぽくて、クラフトワークな感じなんだけど。でもこれコーネリアスだよ。ダサくないコーネリアス。なんというか、録音の勝利。プロトゥールズの電子レンジ感を克服してるし。
LCDSoundsystemはスッカスカとかを持ち込んだと思うのですが、それはカウベルだったりする。スカスカ感はシングルコイルなポストパンクリバイバルのキンキン感と相成ってよりレイヤーが透けて見える感じになったと思うのですよ。
LCDの2nd最高ー!っていうのは「Losing My Edge」の焼き直しの「Get Innocuos!」があんだけカッコいいのはレイヤーがキチンと分かれてて、
スカスカのパンク感が高級感溢れるぽくなったとこだと思う。あのロックの高級感はボウイのものですよね。「LOWS」のボウイ。
フレンドリーファイヤーズはベチャベチャのチャーハンみたいな録音だけど、去年一番聴いた。あれ録音が最高に惜しかった。
とにかく、そういう耳に最高に気持ちいい録音なんですよ。
本当にそこは最新だと思う。
さっきも言ったけど、ディスコパンクのスカスカ、キンキンや、エレクトロニカとかポストロックの漂白された電子レンジ音じゃなくて、うわー気持ちいいという感じ。
それがポップなのがいい感じ。一曲目のイントロはそのまま映画のオープニングに使用して欲しい。それだけでカッコいいと思う。
もう一枚はモリッシー買いました。
50歳いってるんだって。
これも最高によかった。
久しぶりにロックで心震えた。
「だって僕の愛は君のと違うんだから!」
というのがスミスの産声でしたが、
50歳のモリッシーは
「君の愛は何をどうやっても感じることが出来ない」
「もう沢山だ!ほっといてくれ!要らないんだ!」
とまんま「STILL ILL」状態で、そんじょそこらの
日本のねらーなんて目じゃない。
ルサンチマンは「繰り返すこと」が本質だと聞いたことあるけど、
モリッシーはそれを宣言みたいにするところが違う。
「君が謝っても僕の10代は戻って来ない」
これが自己中心的にならない凄さを、分かるか分かれないかで
モリッシーを信じるか信じないかが決まるんだけど。
僕はいたく愛の非対称性の説得力を感じてしまったので、もういてもたってもいられなかった。個人的にはジョン・レノンは死んだ時に、ちゃんと永遠の愛や平和やらのツケを払うべきだった。だから「ステッピング・アウト」が好きだ。
t y(ゲストライター)
なので、音楽についてたらたらと。
遅ればせながらmetronomyのアルバムを買いました。
すごくいいです。ちょいと誤解してたです。「ニュー・エキセントリック」ってなにゃねんーと思ってたので。じゃあ2001年~2003年くらいの流れは何だったのさ!って。
リバティーンズは好きなんですけど、アークティック・モンキーズに至るまでずーっとあの音だったし。ディスコっぽいのもそれだけでもう充分だし。
LCDSoundsystemが最高にカッコ良かった。それが大雑把に言うとアヴァランチーズがいなくなった後の印象です。もうごたまぜの音楽が多かった。順列組み合わせの時代。
僕は「in rainbows」を本当に好きなんです。あれはそういうのの究極だと思います。順列組み合わせが顕著なのは、やっぱradioheadの影響が一番強いと思います。
でもあれ枯れてるし、おっさん臭いと思われても仕方ない。でも若い人の作るロックンロールは浅過ぎて匹敵しない。
metronomyだってそういう意味では全然軽いのだけど、これヤバい。
一言で言えばYMOだよねー。印象はKLAXONSっぽくて、クラフトワークな感じなんだけど。でもこれコーネリアスだよ。ダサくないコーネリアス。なんというか、録音の勝利。プロトゥールズの電子レンジ感を克服してるし。
LCDSoundsystemはスッカスカとかを持ち込んだと思うのですが、それはカウベルだったりする。スカスカ感はシングルコイルなポストパンクリバイバルのキンキン感と相成ってよりレイヤーが透けて見える感じになったと思うのですよ。
LCDの2nd最高ー!っていうのは「Losing My Edge」の焼き直しの「Get Innocuos!」があんだけカッコいいのはレイヤーがキチンと分かれてて、
スカスカのパンク感が高級感溢れるぽくなったとこだと思う。あのロックの高級感はボウイのものですよね。「LOWS」のボウイ。
フレンドリーファイヤーズはベチャベチャのチャーハンみたいな録音だけど、去年一番聴いた。あれ録音が最高に惜しかった。
とにかく、そういう耳に最高に気持ちいい録音なんですよ。
本当にそこは最新だと思う。
さっきも言ったけど、ディスコパンクのスカスカ、キンキンや、エレクトロニカとかポストロックの漂白された電子レンジ音じゃなくて、うわー気持ちいいという感じ。
それがポップなのがいい感じ。一曲目のイントロはそのまま映画のオープニングに使用して欲しい。それだけでカッコいいと思う。
もう一枚はモリッシー買いました。
50歳いってるんだって。
これも最高によかった。
久しぶりにロックで心震えた。
「だって僕の愛は君のと違うんだから!」
というのがスミスの産声でしたが、
50歳のモリッシーは
「君の愛は何をどうやっても感じることが出来ない」
「もう沢山だ!ほっといてくれ!要らないんだ!」
とまんま「STILL ILL」状態で、そんじょそこらの
日本のねらーなんて目じゃない。
ルサンチマンは「繰り返すこと」が本質だと聞いたことあるけど、
モリッシーはそれを宣言みたいにするところが違う。
「君が謝っても僕の10代は戻って来ない」
これが自己中心的にならない凄さを、分かるか分かれないかで
モリッシーを信じるか信じないかが決まるんだけど。
僕はいたく愛の非対称性の説得力を感じてしまったので、もういてもたってもいられなかった。個人的にはジョン・レノンは死んだ時に、ちゃんと永遠の愛や平和やらのツケを払うべきだった。だから「ステッピング・アウト」が好きだ。
t y(ゲストライター)