2018年春オランダ・ベルギーの旅(その1)

ユトレヒト

 

 

 

 

 

ユトレヒトの学会で宿泊したホテル グランドホテル カーレル5世。ここはその昔軍医学校で、そこを改装してホテルにしたところです。ここの卒業生が黎明期の日本に医学を教えに旅だったところだそうです。明治のそうそうたる学校へと教えに行ったようで、熊本、金沢、阪大、東大などへ招かれていったと書いてありました。鎖国時代取引を行っていたのはオランダとポルトガルでそれもうなずけます。

 

 

 

 

中庭からホテル本館を望みます。OLD TOWNや学会場に近くとても快適なホテルでした。

 

 

 

 

ホテル全景の模型でホテル内には昔の医療器具が展示してありました。

 

 

 

 

ユトレヒト大学。ノーベル賞学者を10人以上輩出しているそうです。なぜここを訪れたかというとユトレヒト同盟が締結されたのがここで、いわばオランダ発祥の地であります。当時オランダとベルギーは一つの国で(確認しないで書いているので間違っているかもしれません)、新教徒の多い北部7州が同盟を結び対スペインからの独立戦争がおこります。その発端となったのがユトレヒト同盟でこの地で結ばれました。ベルギーはカソリックの多い地域で当然このユトレヒト同盟には参加しておらず、現在2つの国の存在するその由来がわかりました。(2時間弱で車でスキポールからアントワープまで行けます)。

 

 

 

 

 

 

 

 

ユトレヒト大学で女性で教授になった100人の写真が展示してありました。うちもこれくらいやれよ・・・。今度総長や学部長と懇談する機会があれば言ってみよー。

 

 

 

 

 

この建

物。今回の旅行のハイライト。なんとユトレヒト条約締結時にフランスの使節団が宿泊した建物。今はレストランでなかなかおいしかったです。運河沿い。どこで条約が締結されたのかいろいろ調べましたがわからず。この建物関係するのは確か。

 

 

 

 

 

 

 

 

これがレストラン名。

 

 

 

 

 

レストランの中の様子。リーズナブルな値段でかなりお客でにぎわっていました。

 

 

 

レストランの中の絵。何が書いてあるのかよくわかりませんでした。

 

 

 

 

 

ほろ酔いで歩いた運河。OLD TOWNの中を流れます。町に河があるといいなー。

 

 

 

 

運河沿いのダンスホール。みんな人生を楽しんでいる。

 

 

 

夜のドム塔。ユトレヒトで一番高い建物でユトレヒト大学の横にあります。今回ユトレヒトで学会がありユトレヒト同盟の現場に立てて幸せでした。またユトレヒト条約によってスペインの時代は終わり大英帝国の時代へと変わっていきます。世界史にとって時代が移りゆく、そんな生き証人の街に来ることができ満足することができました。