2016年10月ドイツの旅

 

 

 

 

 

 

今回のドイツの旅で一番行きたかった、これがリューベックの街です。今ではハンブルグより小さな街になっていますが、ハンザ同盟の盟主であった街です。正面に見える建物が街の入り口にあたるホルステン門です。

 

 

ホルステン門に書かれた コンコルディア ドミ フォリックス パックス、つまり「内は団結、外には平和を」と言う意味だそうです。

 

 

 

 

なぜここリューベックに来たかったと言うと、正面の白い建物がトーマス・マン先生の書かれた「ブッテンブローク家の人々」のまさに舞台でトーマス・マン先生のおじいさんのお宅です。トーマス・マン先生は、わたくしの敬愛する北杜夫先生に多大な影響を与えたということを知り、それがきっかけで読み始めた小説家です。トニオ・ブレーゲル、ベニスに死す、魔の山、そしてこのブッテンブローク家の人々、特に魔の山はわたくしにとり印象に残る小説でした。

 

 

 

 

 

第二次世界大戦でほとんどが焼け落ちたそうですがほぼ完ぺきに修復されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中の様子です。ここで優雅な朝食や会話が弾んだことだと思います。

 

 

 

リューベックにあるマリエン教会で世界最大級のパイプオルガンでとくに有名な教会です。

 

 

 

 

荘厳なカソリックの教会で地元の信者さんが敬虔祈りをささげて見えました。

 

 

 

 

これはホルステン門の博物館にあったかつてのリューベックの街並みの模型で、SCHOOL STUDENTSが制作したと記載されていました。この模型で昔の街並みがよく理解できます。街の中心に教会があり、貿易のために運河がひかれ2重に城壁が取り囲んでいます。

 

 

 

 

ぶら下がっているのはニシンでニシンがかなりの利益をもたらしたようです。北海道にもニシン御殿がありますね。

 

 

 

 

 傭兵もしくは自衛団兵士の武具が展示してありました。

 

 

 

 

貿易で使われた船で日本でも樽前船などがあり、洋の東西を問わず同じ時代に同じような経済活動があったのだなと思いました。リューベックもいわば政治から独立した商業都市で、日本でも江戸から独立したような大阪でおなじような経済の仕組みが存在したんだなと感慨にふけりました。今回の旅は日本ではまだ秋の始まりの時期でしたが、ヨーロッパではすでに晩秋もしくは初冬の寒さでした。でも雨にたたられることもなく、会社のスタッフ2人を同行させましたが、みんな満足のいく旅となりました(わたしはツアコンができるなと自信を持ちました)。