2016年5月アイスランドの旅(その1)
今回やんごとなき御方のお誘いを受けアイスランドの火山、地震、プレートの動き、氷河、そしてある小説についてのフィールド調査をおこないに行ってまいりました。上記写真はイエローストーンに見られるような間欠泉の様子で井本たちがしゃぶしゃぶをしたところです(結構危険かなー)。ゲイシール。
いたるところに迫力満点の滝を見ることができます。写真はグルフォスと呼ばれる滝でこの素晴らしい滝を守るためうら若き少女の命を懸けた物語がこの滝にはあります(この時期5月下旬で最高気温10度くらい)。
ここは今回の旅で一番行きたかった所で、ゴールデンサークルと呼ばれる観光ルートの中のシングヴェットリルです。なにがすごいかと言うとアメリカンプレートとユーラシアプレートが離れるところで、いまでも毎年2cmずつ離れているそうです。地球は球体なのでその離れたプレートがどこでせめぎあうかそれはまさしく日本で出会います。プレートが離れたり出会ったりするところではマグマの活動がきわめて盛んで、火山、地震、温泉活動が活発です(日本と同じ)。
向こうの山と、こちらの山の間でプレートは裂けてきました。
このシングヴェットレルがもう一つの重要な意味を持つのがこのアイスランド国旗です。この場所は世界で初めて民主議会アルシングが開かれたところ解説の絵を見ると直接民主制の起源となった所です。
これがその絵。今でも全人口40万人弱で、700年ごろはもっと人が少なく直接民主主義が成立したんだろうと思いました。





