2015年3月京都の旅
ー 古しえの平安京
ー 古しえの平安京
南にまっすぐに延びる一本の道。この道をまっすぐ南に下ると東寺と西寺(跡)そして羅生門跡に通じます。
ここは京都千本丸太町の交差点で古の平安京跡です(二条城の北西にあたる)。今で言えば東京の皇居にあたるところです。
近くにある解説板で交差点のプレートあたりが幟の立っているあたりか?
小さな公園の北側に大極殿跡地を示す石碑。後ろには普通の民家が立っていました。1000年以上の時間が経過し、おそらくここに大極殿があったことを社会が忘れ周りを民家が取り囲んだろうなと思いました。大極殿遺構に何層もの土が堆積し歴史がその存在を忘れ普通の公園、普通の交差点、普通の民家へと変貌したものと思います(ローマのフォロ ロマーノもそうだった)。
ここは先ほどの大極殿跡から北東にある紫宸殿、清涼殿跡地です。平安時代天皇の私的な生活空間が存在した周辺です。ここも大極殿跡地同様京都の普通みみられる民家が立ち並んでいます。
この酒屋さんの裏に紫宸殿があります(勝手に写真を撮ってすいません・・・かなりEXCITEした状態でした)。
先ほどの酒屋さんの北東に位置する内裏の屋敷跡。ここはお休みでしたがCAFEです。
この路地に内裏の主だった屋敷が立ち並んでいたそうです。紫式部、清少納言の世界がここで繰り広げられていました。
この路地から南側まさに紫宸殿が存在していたあたりです。今京都御所ではなかなか見せてくれませんが、かつてここに紫宸殿はありました。
この家、本当にすいません勝手に写真を撮ってしまいました。清涼殿跡です。どんな気持ちでお住まいなのか伺いたい気持ちでした。