2012年5月モロッコの旅(その3)





梅田貴之の旅行ブログ-0406


        サハラ砂漠からフェズへの途中のイフレンの街です。フランスが作ったresortでヨーロッパ人の避暑地もしくは冬はスキーリゾートになります。たしかに5月中旬でしたがひんやりとした気候でした。フランスでは冬スキーのトレーニングで北アフリカに行くのでしょう。いい街でした。




梅田貴之の旅行ブログ-0414


        王宮の門です。レモン汁で磨くそうです。金ぴかです。王宮の横にはユダヤ人街が広がり、権力と結びついて商売をしていたのだろうと想像されます。どこの街もそうですが、交易の中心に必ずユダヤ人街が広がりたくましいなと感心させられます。今はイスラエルの独立でモロッコにはあまりいないみたいでカサブランカで数千人のユダヤ人がいるそうで裕福に生活しているそうです。




梅田貴之の旅行ブログ-0419


       フェズ・エル・バリです。世界最大のメディナの迷路です。数日滞在すればclearできそうな気がします。なんともいえない匂いやラクダの頭がそのままぶら下がっていたりchaosな世界でした。




梅田貴之の旅行ブログ-0441


        鼻をつくにおいで充満するなめし皮職人の街です。最初ハーブの葉を渡され消臭しなければ見学できないようなところでした。ラクダ、羊、ヤギの皮をはぎ染色します。モロッコでも3kの職場は敬遠される傾向で若者がこの職につきたがらないと言っていました。




梅田貴之の旅行ブログ-0445

        ここはフェズから車で約1時間。メクネスの風の道です。左は王宮です。たしかに車を降りると強い風が吹いてきました。






梅田貴之の旅行ブログ-0451


        ここは砂漠に次いで訪れたかったキリスト教徒の地下牢です。ひんやりとし明かりは天井からの自然の光だけで4万人のキリスト教徒が獄につながれていました。このとき時の王朝とフランスルイ14世が友達でフランスのキリスト教徒は獄にはつながれていなかったとのことです。塩野氏の著作にもありますが海賊行為でカトリック教徒を捕まえこのような所でdetentionされていたのでしょうか。ここを訪れたときマリーアントワネットが幽閉されていたパリのコンシェリジェリを思い出しました。コンシェリジェリを大きくしたようなところでおそらく悲惨な歴史が刻まれていたのでしょう。