どうも!トモですヽ(*´∀`)

ナルトビエイもいよいよ最盛期を迎えようとしてますが、正直喜んでいるのは私だけでしょうね〜笑笑



前の記事でフグの天日干し写真を載せた際にピーチクパーチク語らせて頂いた時に、コメントで

「エイを殺しまくってるチームの一員のあなたがそんなこと言えるんですか?」

とコメントしてくださった方が居られます。

確かにそう思われる方もいらっしゃいますよね!


ですが、ただ殺している訳ではないんですよ。

私からすれば、悲しい出来事なのですが駆除をしているのです。

近年、ナルトビエイは貝類資源の食害により多くの漁業関係者の方々を困らせている現状があります。

その為、毎年数十tものナルトビエイが駆除されている訳ですが、それでも被害は減らないのでしょうね〜。

また漁師さんにナルトビエイについて伺ったところ、二枚貝の食害はもちろん、体が大きい上 暴れられると厄介、臭くて味も悪く売り物にもならない等々鉄板回答を頂きました。


そんなナルトビエイは漁師さん達だけでなく私達釣り人からも嫌われています。

シーバスなどのルアーフィッシングをしていたら引っかかり糸を根こそぎ持っていかれる。

置き竿してたら竿を持っていかれてしまう。

例を挙げれば山程あがってきてしまう程です(´・ω・`)

(チヌの落とし込みで狙っている人達には有益生物?みたいな部分もあるそうです笑笑)



と、こんな感じでナルトビエイの評判はかなり悪い訳です。


では、何故ここまで人の目に留まる程の問題になったのか…。

それは、海水温度の上昇や捕食者(サメ等)の減少などがあげられています。



①海水温度の上昇

ナルトビエイは5月頃に接岸してきます。(姫路の場合)そして10月後半くらいになると圧倒的に数が減るのですが、近年では真冬になっても接岸している個体を見かけることが多々あります。

本来、ナルトビエイは冬になると浅い所から離れ深場に移動し、冬を越すと言われています。

そんな中で去年の1月2月でも見かけたことがあります。

それだけ海水温度が上昇しているんでしょうね。

②捕食者の減少

エイの捕食者って皆さんご存知ですか??
ご存知の方も多いとは思いますが、エイを餌に食べるのはサメなんです。

アカエイの天敵はシュモクザメですからね〜。

そんなサメ達が減少傾向にあり、ナルトビエイが増えているとも考えられています。


こうなってしまったのも私達人間のせいでもあるかもしれませんね。

〜その2へ続く〜