「老人と海」実家から京都へ帰ってきました。帰り道に雨がポツポツ降り始めて、梅雨がもう身近に来ているなと感じます。ヘミングウェイの「老人と海」を読み終えました。年老いた漁師サンチャゴと巨大カジキとの攻防と、やっとのことで手に入れたカジキを狙うサメ達との戦いの四日間。サンチャゴおじいさんは、おじいさんなのにとてもカッコよく思いました。たった一人で体がボロボロになっても諦めず戦う姿。やっと手に入れた獲物(戦利品)が、だんだんと奪われていくやるせなさ。それでもどんな状況でも戦うことをやめないサンチャゴおじいさんに、男らしさと漁師の誇りを感じました。