「人間失格」 | 京都暮らしdiary☆

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2014年3月23日に結婚☆
その日から京都で新生活を始めた、子なし主婦のdiaryです♪

太宰治の「人間失格」を読み終えました。

この物語の主人公は太宰治のことらしいですね。

この主人公は、女好きする才能を持ったダメ男。

しっかりと定職にもつかず、女に養ってもらってるような、現代のヒモ男。

そして心中までおこして、相手は死んでしまい自分だけ生き延びてしまう。

お酒やモルヒネなどに溺れ、体と精神を病んでしまい、「自分は人間失格」と言う。

私はこの小説を読んで、主人公はまっとうに生きず「人間失格」だと思う反面、とても「人間らしい」と思いました。

人間って朝ドラの主人公みたいにキラキラ、清潔、ポジティブではないと思う。

汚くて、ネガティブで、最低、ドロドロした心があって、人間だと思います。


なので主人公はかなりダメ男ですが、とても人間的だと思いました。