松本清張の短編集「共犯者」を読みました。
スラスラ読めて面白かったです。
2日で読めました。
内容は犯罪や生と死などがテーマの短編8作品でした。
松本清張の小説を初めて読んだのですが、ちょっと笑かしにかかってる?と思うくだりもチラホラありました。
推理小説なのに、苦笑いするところがあります。
「剥製」では鳥呼び師が鳥を呼ぶことができなくて、作り物の鳥達をカバンから出すくだり。
「典雅な姉弟」ではお金持ちの上品なお婆さんが、トカゲにエサをあげるために、ハエを近所から集めるくだり。
「距離の女因」では憧れの人なのに、その人の息を韮の臭いがすると言うくだり。
読んでいて笑ってしまいました。
それとは別に「愛と空白の共謀」なども面白かったです。