松本清張「共犯者」 | 京都暮らしdiary☆

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2014年3月23日に結婚☆
その日から京都で新生活を始めた、子なし主婦のdiaryです♪

松本清張の短編集「共犯者」を読みました。

スラスラ読めて面白かったです。
2日で読めました。

内容は犯罪や生と死などがテーマの短編8作品でした。

松本清張の小説を初めて読んだのですが、ちょっと笑かしにかかってる?と思うくだりもチラホラありました。

推理小説なのに、苦笑いするところがあります。

「剥製」では鳥呼び師が鳥を呼ぶことができなくて、作り物の鳥達をカバンから出すくだり。

「典雅な姉弟」ではお金持ちの上品なお婆さんが、トカゲにエサをあげるために、ハエを近所から集めるくだり。

「距離の女因」では憧れの人なのに、その人の息を韮の臭いがすると言うくだり。


読んでいて笑ってしまいました。


それとは別に「愛と空白の共謀」なども面白かったです。