雨の1日。

時々、小降りになった時に、

畑を見には行ったが

収穫はしなかった。

トマトがどれくらい残ってるかな?って

お風呂屋の前で、数えてたら

入湯客の1人から

声をかけられた。


「ウチの猫が食べない餌があるのだけれど

良かったら、もらってくれない?」と

「いいのですか?」  と家について行き

頂いてきた。


↑↑↑  丁寧にノリの空き瓶に乾燥剤付きで


高価なものや。


そこのご主人様がニコニコ笑顔で

「もらってくれてありがとう」

…と言うではないか!


深々と頭を下げて家を後にしたが

かつてこの方は

とても、怖くておっかないおじさん(有名)。


実は、風呂の入湯客の間では

諍いを、起こしまくり、皆が避けている。


この方と一緒に入らないように

外で待つか、早く上がるかして

時間をずらすのだが、

割と短時間(約十分)で、上がるのが早い上に

夕刻の17時5分にピッタリと来るので

皆から、

「五時五分の男」 とあだ名がついている。

いつのまにか

なんか、髪の毛も眉毛も真っ白になり

随分、歳をとり人格がまるで違うので

驚いている。


さらにその帰りに

ミニトマトを眺めていた入湯客の1人が

昨日買ってくれた方でもあり


「全部冷凍したのでアイスのように

風呂上がりに、食べるのが楽しみよ。

あなたもやってごらんなさい」


早速やってみますと、私。


スマホ操作で、

情報をあさる日々だが、

こんなふうにアナログに、世間話から

良い話が聞けるのもいいなと

思った。