我が家には、2014年のオーパスワンが3本ある。
理由は単純、息子の生まれ年だから。
「このワインを開ける頃には、きっと息子も立派な大人に」
...そんな未来を夢見て買ったボトルたち。
そしてこの週末、そのうちの1本を、とうとう開けた。
息子の10歳の誕生日に開けようと思っていたけれどタイミングを逃し、本日に。
自宅セラーで保管していたので、コンディションは正直ちょっと心配だった。
温度、湿度、開閉頻度...素人の私が与えた8年。
でも、そんな不安は一口で消えた。
うん、美味しい。
ふくよかで、どこか理知的な余韻。
「これは将来、有望」と思ったのはワインか息子か。いや、たぶん両方。笑
ひと口目で笑みがこぼれ、二口目で会話が弾み、
三口目には静かな多幸感がテーブルを満たす。
そうして始まった息子のバースデーヴィンテージワインを飲む会は、
まるで家族劇場の一幕のようだった。
詳細は控えるが、酔っ払い二人が暴走した夜。笑
アペロタイムに、麻布台ヒルズで買ってきたチーズやパンと一緒に。
ワインに合う、と言ってた沢村のシリアルも出してみたら、一気食い。
うん、ワインに合うよ。
息子のところはパンくずがいっぱい。
夫は仕事をしながら。
わたしはパンを補充したり、ワインを注いだり。
「スリラーが観たい」息子に、YouTubeで観せてあげてるところ。
踊り出す夫。笑
時には3人でおしゃべりしながら、時にはそれぞれ好きなことをしながら...
こういう時間、好き。
「口福の土曜日」とは、こういう日のことかもしれない。
残り2本。さて、次はいつ開けようか。
1本は、10年後。
息子が二十歳になる日の乾杯に。
もう1本は、いつか息子に贈ろうと思っている。
その頃には、どんな未来が待ってるだろう。
ヴィンテージワインは、時間とともに味わいを深める。
息子の人生もそうであって欲しいと願う夜。

未来に続く、静かであたたかな余韻を感じながら...
ドジャース戦観る!笑
/
今日は楽天市場のポイントアップデー!
エントリー+楽天カード利用で
ポイント4倍!
\
楽天トラベルもお得

購入品、700点以上掲載してます