朝、ふと窓の外を見ると、もやっとした曇り空。
遠くの景色はまるでぼかし加工された写真みたいに輪郭が見えなくて、
「今日は引きこもり決定だな」
そう思いながら歯を磨いた。
でも、次に窓をのぞいたときにはまぶしい日差し。
あれ?晴れた?と油断したら、今度は雨。
今日の空、めっちゃくちゃ忙しくない?
そんなわけで、家の中で片付けスイッチがONに。
動き出すと止まらないタイプ。
ちょこちょこ動いてるうちに、気づけばお昼時になっていた。

カレー、二日目でも満足
ランチは簡単に。
昨日もカレーだったけど...今日もカレーでいいか。
カレーが二日続いても気にしない派。というか、むしろ嬉しい派。笑
ただし、今日ももちろん“作ってません”。
NISHIKIYAのレトルトカレー。
安定の美味しさ。
今日は豚の角煮カレー。
そして、今日の主役はむしろ“うつわ”。
この前、「雨晴」で出会ったお気に入り。
手に取るだけでちょっと背筋が伸びるような気がする。

490円の満足と、小さな変化
それにしてもこのカレー、490円とは思えないクオリティ。
外ごはんじゃなくても、これ十分。
昨日買ってきたばかりの炊飯器で炊いたごはんも美味しいし。
大満足なんだけど、ただひとつ思ったのは...ちょっと、足りない。笑
ついこの前までは、少し食べただけで「もうお腹いっぱい〜」って自分の胃のキャパを心配してたのに。
でも、今考えるとあの頃はあんまり動いてなかっただけかもしれない。
今日は朝から家の中でパタパタ作業してたから、消費エネルギーが違うのかも。
午後の濃霧と、息子のファンタジー
午後は、宿題タイムの合間に小さなティータイム。
いただきものの玄米茶と羊羹を用意して、ふぅ、と一息。
ちょうどその時、息子は社会的のテキストを読んでいて、
「北海道の太平洋側では、夏に濃霧が発生する」という一文に目を通していた。
すると突然、「濃霧って、かわいいよね」とぽつり。
「かわいい?」
「うん、なんか、ちっちゃなおじさんが洞窟で、小さなつるはし使って鉱物を掘ってる感じ」
どんな発想!?と思いつつも、可愛い過ぎるファンタジーにほっこり。
窓の外を見ると、東京の景色も一面の白。
霧に霞む東京タワーのシルエットが浮かんで、これまたちょっと幻想的。
「今日は濃霧だよ」
息子に伝えると、嬉しそう♩
そういえば、少し前の理科では「霧」と「靄」の違いを学んだっけ。
どちらも空気中の水の粒だけど、違いは“視程”の距離。
霧は視程が1km未満
靄は1km以上10km未満
つまり、靄は“薄い霧”ということらしい。
普段、当たり前のように使っていた言葉が、こんなふうにちゃんと定義されてる。
中学受験の伴走をしていると、親も一緒に学び直す機会が多くてちょっと得した気分。
ほのぼの、受験勉強中
そんな感じで、我が家は今日も受験勉強モード。
玄関を出なくても、カレーと濃霧と、小さな会話とで...
なんだかんだで満たされてる。