最近のブログが「日常のあれこれ」と「ひとり語り」に寄りすぎていて、
虎ノ門エリアのグルメ情報を楽しみにしてくれている人には、ちょっと退屈な日々だったかもしれない。
やっぱり“食”は人生のハイライト。
バタバタした日々の中でも、ちゃんとおいしい時間は確保したい。
ということで、久しぶりの“外ごはん記録”です。

「乾杯〜」の理由はあとからでいい
引越し準備で家の中がダンボールだらけだった、ある週末。
リフレッシュしたくて、きちんとランチへ。
選んだのは、麻布台ヒルズ「ジャヌ東京」にある中華「虎景軒(フージン)」。
窓際のテーブルに案内され、優しい光が差し込む席に着くと、日常の騒がしさが一気に遠のく感じ。
さて、何を食べようか。
大人はコースを。
「僕もコースがいい!」
結局、コースを3つオーダー。
息子、もはや一人前を完食するのは当たり前。
この先、大人1人前でも足りなくなる未来が、すぐそこに見えている。
まずは、私は泡を一杯。
夫はフルマラソンを控えていたので、ノンアルで。
「乾杯〜!」とグラスを合わせたものの、
「...で、何に?」と笑ってしまう。
でも、乾杯の理由なんて、あとからついてくればいい。
元気にテーブルを囲んで、おいしいものをシェアできる。
それだけで、もう十分すぎる“乾杯の理由”。

北京ダッグ、点心、野菜、そして〆の海老ワンタン麺
ランチコースは、まず前菜から始まり...
北京ダック、点心5種と続く。
途中、白ワイン入りまーす。
点心は熱々の出来立て。
好きなものを5種類も選べるのが嬉しい。
肉汁じゅわっの小籠包、
ぷるぷるの海老餃子、
お肉がぎっしり詰まった焼売、
全部美味しい。
いろいろな点心が楽しめるこのコースを選んで良かった。
去年の8,800円ランチ
続く野菜料理は、さっぱり仕立てでアラフィフの胃袋にやさしい。
一方、息子は黒毛和牛(+2,000円)をペロリ。
育ち盛りはやっぱりお肉なのだ。
〆は、海老ワンタン麺。
つるんとしたワンタンと、優しい塩味のスープが絶妙。
そしてデザートの杏仁豆腐は、ミルキーでふるふる。最後の一口まで抜かりなし。
小菓子も出てきた。
この内容、この味、この空間で、8,800円。
むしろ、お得なのでは?と静かに感動。
「また来よう」と家族で意見が一致した日曜日。

“おいしい時間”の大切さを思い出す
引越しのゴチャゴチャも、片付けの終わらない部屋も、塾の宿題でカリカリする日々も、
すべてひとまず置いておいて...
毎日の中で、ほんのちょっと立ち止まって、
「おいしいね」と笑い合う時間は大切。
そして...
おうちごはんも好き。
でも、おしゃれをして出かけるレストランでのひとときは、やっぱり特別だ。
📍虎景軒
港区麻布台1-2-2
麻布台ヒルズレジデンスA 5F
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