結婚7年目でようやく1人目の子供を授かったというのに、今度は

「2人目の予定は?」

今でもよく聞かれる質問です。

そんな時は決まって、

「ないです。」

と答える私。


そんなわたしの心の葛藤と2人目を諦めるまでをまとめました。


  おめでたラッシュに凹んだ時期


息子が1〜2歳になった頃、ママ友たちの2人目おめでた報告が増え、1年前くらいがピークでした。

そんな時、どこか心がモヤモヤして、彼女たちのおめでたを素直に喜べない自分がいました(心の狭いわたし)。

「もしかして、わたしも2人目が欲しいのかも?!」

と、自分の気持ちに気付きました。

 

さらに息子からも、

「ママ、赤ちゃん生まれて!」

「◯◯くん(自分の名前)が赤ちゃんのお世話する」

と。

何とも複雑な気持ち。

しばらくの間、心穏やかでない気持ちが続いたのです。






  2人目を作らない決断


医学的にはまだ出産可能な年齢ではあるけれど、息子を産んだ時には既に高齢出産だったわたしにとって、今からの妊娠・出産は躊躇わずにはいられません。


しかも、

万が一、健康に産んであげられなかったら、

万が一、自分に何かあったら、

 

そんなことを考えると、

リスクを背負ってまで積極的に2人目を作りたい気持ちになれない

というのがわたしの結論でした(他にも諸々理由はありますが)。

もちろん夫婦で話し合って出した結論です。

 

まだ息子が生まれる前のことですが、

「子供0人と1人は大きな差だけれど、1人と2人はあまり変わらないよね」

そんな話をしていたことも。

 

だから、もともと「1人で十分」というスタンスでした。

そして、わたし達夫婦は、息子に兄弟を作ってあげるより、今の生活を守ることを選びました。


それなのに、心の中でまだ2人目が欲しい気持ちはくすぶっていて吹っ切れない。

息子に兄弟を作ってあげたい

という気持ちが湧いてくるのです。

なかなか厄介だ。






  2人目はこうして諦める


ひとりの女性が生涯に産む子供の数は1.42人(2018年)と言われていますが、息子の周りはひとりっ子がかなり少ないです。

恐らくひとりっ子は2-3割。

そんな環境だから、わたし自身、より2人目を意識したし、息子の「ママ、赤ちゃん生まれて」発言に繋がったのだと思います。


わたしの幼少期は、

一人っ子は可哀想

一人っ子はワガママになる

と言われていた時代。

3人兄妹のわたしにとっては、

一人っ子はどんなものなんだろう?!

と。


私なりの諦め方。

「兄弟を作ってあげたい」

と思い抱くのは、母親として当然のことなのだから、心に蓋をしては苦しくなってしまうだけ。

ママ友のおめでたを喜べなくても、嫉妬しても良いじゃない!

そう思い、自然と欲しい気持ちが小さくなっていくのを待ちました。

 

今はそんな気持ちもだいぶ小さくなり、だからこそこうして冷静に気持ちを綴ることができています。

 

息子に「ひとりっ子だからこそ出来る経験」を沢山させてあげようと思っています。

旅育もそのひとつ。


ただし、一人っ子ママは過干渉になりがちなので、気をつけなければ!






  自分の人生を取り戻そう


それと同時に、私自身は子育て100%の人生から少しずつシフトして、自分の人生を取り戻そう!と動き始めました。

わたしの場合、その手段は、仕事です。

子育て中はどうしても子供中心で、子供の人生を歩んでいる感じがしていました。

考え方も人間関係も狭まり、いつの間にか小さな世界で生きているような気持に。

でも社会に出ると、

人生は2人目だけじゃない!

と思えるようになったのです。


  友人の言葉に励まされた


最後にわたしの友人の話をしたいと思います。

わたしの友人には、あえて2人目を作らないことを決めた女性がいました。

彼女は幼い頃、姉妹がいたことで寂しい思いをしたので、

「1ミリも2人目を考えたことがない」

と言っていました(ちなみに、旦那さんも同じ考え)。

だから、

「娘には寂しい思いをさせたくないし、娘だけに100%の愛情を注いであげたい」

のだそう。

そんな考え方もあるんだ!と思ったのでした。

 

まだ見ぬ2人目のことより、目の前にいるわが子のことを考える

 

当たり前のことだけれど、できていなかったかもしれません。

そんなことに気付かせてくれた友人には感謝です。

 

「2人目を諦めよう」と思うのは難しいですが、こんな風に考えることで、2人目に対する気持ちが落ち着いていくかもしれません。

この記事は、2019年8月にsmkblog.com(閉鎖予定)で公開した記事に修正/加筆して公開しています。



この記事を書いてから1年半、45歳となったわたしに

「2人目は?」

と聞く人はいなくなりました(笑)。


42、3歳だとまだ妊娠できるかも?!という淡い期待が2人目を諦めさせる妨げになっていましたが、アラフィフとなった今は、

もうムリです。

諦めたというより、もう1人で十分ですという気持ち。

まぁ、今から赤ちゃん育てるのもキツイですしね。



もうすぐ息子は小学生。

子育ては一区切りするので、わたしはわたしの人生を楽しんでいこうと思っています♡





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