工場の復旧作業 | terucosの「たまにはブログもいいかもね」

工場の復旧作業

現在勤め先の水産加工会社の復旧作業に勤しんでおります。


うちの会社は1階で魚の干物、味噌漬け、粕漬け等を生産、2階では県外、主に関西、九州から仕入れた鰹節、さば節等を原料に使い、削り節を生産する他昆布や煮干等の乾物を扱っていて、県内はもちろん東北一帯、北関東までの料理屋さんやそば屋さん、ラーメン屋さんに製品を出荷しています。2階建て2部門といってもその実小さな町工場です。

場所は今回津波で壊滅状態に陥った沿岸部に程近い旧北上川河口付近。


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このワンブロック内側の通りにあります。


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工場の被害状況。復旧作業が始まった3月20日頃。

手前が売店。冷蔵ケースなどが置かれていましたが流されていました。


奥に見えるのが一階の工場。津波に貫かれて1階の機能は全て失われました。

しかし2階の削り節工場は津波の被害が無くほぼ無事。

工場の裏にある冷凍倉庫は津波の水圧でドアが隙間無く締まり水の一滴も入らず、冷却装置が津波の届かない倉庫の屋上にあったためこちらも無事。


2階と冷凍倉庫の中で生き残った在庫の製品は仙台にある営業所に移動、そちらで販売。

停電のため冷却機能の止まった冷凍倉庫の庫内の温度が上がらないうちに、中にある製品の原料となる冷凍魚は現時稼動中の水産加工会社から買い手が付くのを見込んで仙台の冷蔵業者に移動しました。それらによって得られる利益が今とても貴重です。


復旧作業は工場の中に流れ込んだがれきと海水と汚泥の掻き出しからスタート。


津波が運んできた海中のヘドロと海岸の砂に沿岸にあった工場から漏れた重油が混じった汚泥を掻き出す作業は本当に大変で骨の折れる作業でしたが九割がた終了。16日に水道が復旧したので先週からは水洗いもできるようになりました。


本日約50日ぶりに電力が復旧。電気設備のチェック、補修作業を経て削り節部門は再稼動の準備が整いつつあります。が、沿岸部にある倉庫にストックしていた原料が全て流失或いは水没して、その被害分だけでも相当な額になり、操業再開して果たして軌道に乗るところまで持っていけるのかどうか・・・


今回の災害で職を失った方々、多分頑張りたくても頑張りようがない、という状況なのではないかと思われる方々が多数いる中、やるべきことがあるのは恵まれていると思います。絶対会社を再建させるぞ!とまでは中々今は言えませんが(^-^; なんとかやれるトコまでやろうと思います(弱)