欲しかったものは「物」ではなくて…






お金で買える物なんて本当にどうでもよかった

欲しかったものは、そんなものではなかったから

 

 


少しずつ消えていく私への関心

少しでも興味を引きたくて、でも引き方が分からなくて…





与えても、求めても一時のものでしかなく

一緒にいる時間だけ感じる暖かさと


離れてしまえば振り出しに戻る淋しさ





付き合っているのに独りでいるかのような感覚に

何度も何度も、あの人を想って泣いた夜

 



欲しかったものは、あの人自身と私への関心


  



けれど、それを伝えることはできなくて

甘え方も伝え方も知らずに耐えた日々





淋しさを癒すために暖を取る布団は


涙で濡れて冷たくなって、暖かさなんてないけれど


それでも泣き疲れて眠りに堕ちた







初めて感じる、付き合っているのに淋しい感情

どうにもできない気持ち



漂う悲壮感は負を集めるばかりで…







けれど、夜はどんなに泣こうとも、昼は笑顔で進んでいく

 





どんなに真っ暗な闇でも、明日はやってくるから