雨上がりの空は思ったより青く
海の波は穏やかで


行き交う船はまるで
人々の出会いのよう

太陽に照らされて
輝く水面を見つめながら
 
通じていなかった想いを考えると
水面とは対照的に
心はどんどん暗くなる
 
 
 
 
完全に分かってくれなくてもよかった
分かろうと努力して欲しかった


面倒だからと
考えることを避け
鵜呑みにされてしまった誤解は


積み重なって山となり
いつしか越えられないものとなった


何のために言葉があるのかなぜ歩み寄ることをしなかったのか



どこまでも続く空と海のように
平行線な私たちは

きっと交わることが不可能な存在だったのかもしれない


諦めて逃げることを選んだ時点で

先は決まっていたのかもしれない



荒れ果てた私の心に
海の穏やかさが
なぜか冷たく感じられた