時間とともに薄れていく
あの人の声、温もり…思い出が

このまま消えて
忘れていってしまう恐怖

そんな恐怖に怯えながらもいつかは来ることだと
いつかは受け入れないといけないと
分かってはいても

心は未だ
迷いの森を彷徨い

真っ暗な闇を独り
出口を探しているけれど

見つからない出口に
心は悲鳴をあげ

枯れて乾いたはずの涙も
無意識に流れ落ちる


2人が手をとり
寄り添って歩いたあの日々が

喧嘩しながらも笑いあったあの日々が
 
いつまでも続くものだと信じていたかったけれど




出会いは偶然されど必然
ならば別れも必然…


忘れたくない思い出
消せない連絡先

立ち止まったままの感情もまだまだ時間はかかるけれど

諦めたくない思いと
受け入れなければならない現実

どちらを選んでも苦しいけれど


出口に少しでも近づきたい前に進みたい


置き忘れてきた感情が
いつか戻ってこられるように


最良の未来があるように
願いをこめて




外せなかった左手薬指の指輪を外した


今は違和感だらけだけれど慣れた頃には
笑顔があることを信じて