独りの夜がまた来ます…
  
   
   
会えない日が多かった
電話のない日が多かった  
おかげで寂しい夜が平気になりました
  
付き合い当初は毎日のようにあった連絡も
日を追うごとに無くなって
  
やがて消えたのは
連絡だけではありませんでした
   
  
線香花火のような恋心は
一瞬激しく燃え上がったかと思うと
最後に少し輝きを残し、静かに消えていきました
   
  
燃えるような恋に憧れを抱いていた幼い頃
まさに恋に恋をしていた時代もあったけれど
  
激しい一瞬の輝きよりも
地味でも暖かい輝きの方が素敵だということに気づきました
   
   
子供なりに恋をして
今なら笑いにしかならない事も
あの頃の自分には貴重な経験でした
  
今、この自分を
将来の自分が思い出した時
笑い話にできることを願います
  
   
 
 
独りの夜には慣れたけれど
誰かと居なければ耐えられない自分もいて
 
 
あの人の代わりなんて求めていないけれど
逃げる場所を探す私は本当に弱くて
  
友達や家族がいてくれるから
何とか立ち上がって前に進んでいけていて
  
まだまだ気を抜いたら出てくる涙を
気づかれないように拭うことにも慣れて
 
 
あの人がいない夜にも慣れたように
あの人がいない生活にも慣れていくんだと思います
  
  
頑張るから
  
頑張るからどうか
もう少しだけ泣かせて欲しい
  
心が折れてしまわないように
前に進んでいけるように
そう願って今日も歩き出します
  
  
まだ見えない先に
希望の光と栄光への架け橋があることを信じて