夜空に輝く花火
漆黒の闇に咲く大輪の花はとても綺麗で
 
一緒に見るはずだったそれは
ほんの一瞬の輝きで人々を魅了する
  
花火の輝きはまるで
恋愛のそれのようで
一瞬の輝きはじきに終わってしまう

浴衣に身を包み
手を握り合って寄り添うカップル
親子や夫婦、友達
  
色々な人々の目に映るその輝きは
どう見えているのか…
 
約束していた花火大会も
もう何の魅力もなく
今年の夏
花火と共に散った恋はどこの空へと消えたのか
    
儚いもののなんと美しいことか
けれど
その儚さを知りたくは無かった…
  
夜空に輝く大輪の花
時に美しく 時に儚く
人々の心を魅了する
 
どこまでも広がる空の下
見つめる先が同じものでありますように
  
願わくば
来年、あの人と寄り添って見ていたい…