フィリピン南部ミンダナオ島沖で8日午前、マグニチュード8.2(気象庁推定)の地震があった。フィリピン当局によると、この地震で32人が死亡し、134人が負傷。十数人が行方不明で救助活動が続いている。
フィリピンメディアは、震源に近いミンダナオ島のジェネラルサントス市で、商業施設や大学の建物が倒壊した様子を伝えた。南コタバト州では、幹線道路の一部が崩落。8日は多くの学校で新学期の初日にあたり、登校していた多くの生徒が避難した。
フィリピン火山地震研究所は8日朝、津波警報を発令し、沿岸の住民に避難を呼びかけた。震源近くで最大1.48メートルの津波が観測され、警報は8日午後に解除された。
マルコス大統領は8日、声明を発表し、「政府はミンダナオを見捨てることはない」と市民に呼びかけた。関係省庁に救援物資の準備や避難所の確保などを指示した。
在フィリピン日本大使館によると、8日午後3時現在、日本人が地震被害に巻き込まれたとの情報はない。米地質調査所(USGS)はこの地震をマグニチュード7.8と推定している。(マニラ=加藤あず佐)
朝日新聞社














