◆出社前にアルコール検知 乗務当日の23日午前5時45分、客室乗務員Aは出社前検査で呼気1リットルあたり0.23ミリグラムのアルコールを検知したが、会社へ報告しなかった。中野本部長は、Aが検知後に動揺したと説明している一方、会社としては事前検査で0.00ミリグラムを出すために時間稼ぎをしたと判断していると説明した。 午前6時10分、客室乗務員Bは体調不良で乗務できないと会社へ連絡し、ホテルにとどまった。午前6時20分のロビー集合時には、Aが事前検査を実施していないことをほかの客室乗務員4人がアルコール検査のアプリで把握し、検査をするよう促した。しかし、Aは検査機を用意したが、実施しないまま空港へ向かう乗務員用のバスに乗った。 午前6時40分、空港オフィスでの事前検査で0.11ミリグラムを検知し、会社側のアルコールデスクがアラートを把握した。午前6時59分から7時2分にかけて再検査したが、0.10-0.13ミリグラムを継続して検知。会社は午前7時7分に客室乗務員Aを乗務不可と判断し、代替要員の手配を始めた。この影響で、Aが乗務予定だったJL252便は、定刻より42分遅れの午前8時22分に広島を出発した。