阿部氏は山口オーナーに自ら辞意を伝えたといい、「事情が事情だけに球団は慰留してもよかったのではないか」という声も上がっているが、巨人サイドは阿部氏が辞任を申し出る前から解任を決断していた可能性が高いという。

「これまでも現役選手や関係者の逮捕事案はありました。

その際は球団親会社がメディアであるという特性を活かして“対応”していました。

以前なら、巨人軍監督逮捕の第一報を打つのは読売新聞かスポーツ報知だったでしょう。

ただ、一昨年に亡くなった渡辺恒雄主筆が健在だった頃と今では時代が違う

本社から『これは庇(かば)えない』と意思表示があり、山口オーナーも解任を決断したものとみられます。

会見では長女がしたためた手紙が代読されるなど、“解決”ムードが漂いましたが、球団の総意を覆すことはありませんでした。

『阿部監督自らの申し出』としたのは、功労者に対するせめてもの温情だったのかもしれません」(同前)

山口オーナーは阿部氏逮捕を受け「暴力を振るった事実は重く、監督を続けることは許されないと判断した。

交流戦の直前に重大な不祥事を起こしてファンの皆さまと全てのプロ野球関係者に深くお詫びします」とコメントした。