(CNN) 観光地として人気が高いペルーのマチュピチュ遺跡へ向かう「インカ・トレイル」をハイキングしていたオーストラリア人観光客が渓谷に転落し、死亡した。
当該の観光客、マシュー・ペイトンさんの遺体は現地時間21日の夕方に発見された。
勤務先の豪ビクトリア州警察がCNNに声明で明らかにした。
CNN提携局の9ニュースの報道によると、ペイトンさんは20日午後2時前後に転落したとみられる。
52歳のペイトンさんは3人の子どもの父親。
ハイキング中の難所で400~500メートル転落したと9ニュースは伝えている。
ペイトンさんは妻と共にペルーを訪れ、マチュピチュ遺跡へと続く人気のハイキングコース、インカ・トレイルを歩いていた。
マチュピチュは15世紀にインカ帝国によって築かれた都市の遺跡。
全長42キロメートルのこのコースは、険しい山岳地帯を通り、標高は4200メートルに達する。
ビクトリア州警察は声明で、ペイトンさんの訃報(ふほう)を受け「皆、深い悲しみに暮れている」と表明。
故人について「旅行や史跡、文化探訪をこよなく愛していた」と哀悼の意を表した。
ペイトンさんは2009年にビクトリア州警察に入隊し、17年にビクトリア州警察学校の教官に就任。
来月には上級巡査部長に昇進する予定だった。
CNNはペルー文化省、ペルー観光警察、そして首都リマにあるオーストラリア大使館にコメントを求めた。
インカ・トレイルはクスコ近郊のウルバンバ川からマチュピチュ遺跡まで続くハイキングコースで、ハイカーは通常4日間かけて歩く。
政府の統計によると、昨年は150万人がこの遺跡を訪れた。
観光客はハイキング以外に、クスコから近郊のアグアス・カリエンテスまで列車を利用することもできる。
昨年12月、この路線で列車事故が発生し1人が死亡、30人が負傷した。













