〔問題137〕

妊娠41週5日。点滴性脈内注射で陣痛誘発を開始した。

開始時の対応で適切なのはどれか。


1.分娩監視装置を装着する。


2.膀胱留置カーテルを挿入する。


3.抗菌薬を準備する。


4.飲食を禁止する。


















〔問題138〕

正期産の低出生体重時に起こりやすいのはどれか。


1.溶血性貧血


2.高血糖


3.低カリウム血症


4.高ビリルビン血症




〔問題139〕

産褥期に血栓性静脈炎を最も起こしやすいのはどれか。


1.妊娠末期の鉄欠乏性貧血


2.遷延分娩による排尿障害


3.頸管裂傷による分娩時出血


4.帝王切開術師による離床遅延







〔問題140〕

昇華という防衛機制の説明で正しいのはどれか。


1.破壊的衝動をスポーツや文化的な活動にむける


2.怒りの感情を直接相手にぶつけず物にあたる。


3.嫌いな人に対して必要以上に丁寧に接する。


4.他人の考えや良い面を模倣する













分娩監視装置とは何を調べる装置ですか?
また、いつ、どんなふうに使うのですか?
お母さんのおなかに固定した二つのマイクロホンで、胎児の心臓の音と子宮の収縮状態をキャッチして、胎児心拍数曲線と陣痛曲線を二本のグラフに記録する装置のことを分娩監視装置と呼んでいます。

これによって、陣痛の起こり方や胎児の健康状態を知ることができ、安心してお産を乗りきることができます。

お産で入院されたときに、まずこの装置によって胎児の安全を確かめます。

その後も必要に応じてグラフをとり、分娩体位になってからは赤ちゃんが生まれるまでずっとグラフをとりつづけます。

お母さんのおなかの中から外界へでてくるまで、たった数10センチの移動にしかすぎないお産ですが、人生における最も短く危険な旅路といわれています。

分娩監視装置は、いわばこの旅路を安全に導くためのレーダーなのです。


ひたちなか母と子の病院さま








膀胱留置カーテル•事故


 膀胱留置カテーテル挿入の際、尿流出を確認せずにバルーンを膨らませ


尿道損傷を起こした事例


(1)発生状況

導尿法は目的により①一時的導尿法と②持続的導尿法があり、①は一時的にカテーテルを尿道口に

挿入して尿を誘導する方法で、尿閉時や残尿測定時などに行われる。


一方、②は膀胱内でバルーンを膨らませて固定し、持続的に尿を体外へ排出する方法(以下、膀胱留置カテーテル)で、手術中・手術後の管理や排尿障害、意識障害の患者などの排尿管理の際に行われる。カテーテルを挿入する際には、尿路感染症や尿道・膀胱壁面の損傷を引き起こす可能性があるため、手順に沿って適切な方法で行う必要がある。


特に②は膀胱内へカテーテルが挿入されたことを確認した後に、バルーン内に滅菌蒸留水(以下、蒸留水)を注入して膀胱内にバルーンを固定させる必要があり、さらに注意が必要である。


今回、膀胱留置カテーテル挿入の際、尿の流出を確認せずにバルーン内に蒸留水を注入したことにより尿道損傷を起こした事例に着目した。


本事業開始 (平成16年10月)から本報告分析対象期間(平成24年7月1日~9月30日)において、尿の流出を確認せずにバルーン内に蒸留水を注入したことにより尿道損傷を起こした事例は27件あった。