京都大学大学院の藤井聡教授が、自民党総裁選の有力候補として数えられる河野太郎氏(58)をボロカスにこき下ろした。

出演する6日放送のKBS京都ラジオは「河野太郎という悪夢~日本をつぶす緊縮・改革主義者~」と〝攻めた〟内容で展開。藤井氏は「菅義偉、いかに危険かを発言してきた。4月にインタビュー受けて『(菅首相の後任は)誰でもいいと思いますよ。


河野太郎以外なら』と言った。


高市さん、岸田さん、石破さん、野田さん。全然、菅義偉よりマシ。


これが河野太郎にいったら『何にも変わらへんやんか』ってなる。

変に人気あるから、もっと悪くなるやんか」とのっけからヒートアップする。

河野氏について藤野氏は「悪夢。緊縮主義者で改革主義者だから。

日本は潰れていくと確信している。

総理にならない方がいい」とバッサリ。

その理由について3点挙げた。

1つは「プライマリーバランス黒字化」と公言していること。

藤井氏は「簡単に言ってしまえば、消費増税。

さらにいうと補正予算カット。

インフラ投資、防衛投資、科学技術投資も全部やめましょう、と。消費増税やるなら軽減税率を拡大すべきだが、これについても大反対。

この人が総理になったら、コロナ禍が収まることも、防災力が高まることも、不況が終わることもない」と断言する。

2つ目は過激な改革論者であること。

藤井氏は「河野太郎は移民超推進論者。

50年後に人口1億人切る。

(人口)維持するなら、移民政策抜きにはできないって言ってる。

できるわッ!

何言うとるんだ。

頭のなかで緊縮だからデフレ脱却できない、だから移民入れるしかないという考え。

欧米が移民によってどれだけ苦しんでいるか。

わかっているはずなのに河野さんはそれを推進する。

考えられない。

日本の仕組みを軽視している」と切り捨てた。

さらにこんな情報も。

民主党政権下では蓮舫氏の「2位ではダメなんですか?」発言に代表される事業仕分けが不評だったが、藤井氏によると「あれを最初に言って教えたのは河野太郎だって(自分で)自慢している。

仲間の議員がそう言ってる。

事業仕分けって緊縮と改革の権化。

行政呼びつけてカットしていくんだから。

それを作ったのは河野さん」という。

3つ目は「平然とデマを吐く」こと。

藤井氏は「緊縮主義は国をダメにする。

『国のためにいいでんすよ~』と言うしかないから必然的にウソをつく」と分析した上で、河野氏は「ものすごいウソをついている」という。

「河野さん、ワクチン担当じゃないですか。

ワクチンみんなに打たせたいんですよ。

だから『ワクチン危ないぞ』というのは全部デマ扱い。

でも私の知り合いのワクチン推進論者が言ってましたよ。

『絶対安全だっていうのもデマ』だと。

それなのに河野さんは平然と『絶対安全だ』という。

ワクチンで死ぬことあるのは当然。

因果関係が特定できてないだけで、無関係とは言っていない」

最後までノンストップで河野氏を指弾していた。