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10/13(日) 21:20

 


宮城県丸森町では、


阿武隈(あぶくま)川の増水で、


中心部が水に覆われた。


水位は


道路標識の高さに達し、


流された車が道路をふさぐ。


まるで


茶色くにごった湖のような光景に


一夜で変貌(へんぼう)し、


避難者が立ち尽くしていた。



【写真】消防のボートで救助される住民ら

=2019年10月13日午前10時43分、

茨城県城里町那珂西、益田暢子撮影



町内の男性(78)は


12日午後4時ごろ、


軽乗用車で役場に避難した。


その車も水没。


自宅周辺は


1階まで


浸水していると聞いた。



「一晩明かせば


大丈夫と思ったが、


こんなことになるなんて。


車も家ももうだめだ」




県は、


住宅が浸水被害などを受けた人に、


東日本大震災の被災者向けの


災害公営(復興)住宅の空き室に


入居してもらう検討を始めた。




栃木県佐野市では


12日午後8時50分ごろ、


 秋山川の赤坂町堤防が


決壊した。



一帯が浸水し、


住宅の一部が


孤立状態になった。


高2の息子と救出された篠原幸さん(44)は


午前4時ごろ、


近所の犬の鳴き声で


目を覚まし、


外を見ると


水浸しだった。


「驚いた。


長年、水があふれることはなかったのに」


一人暮らしの福地マツ子さん(71)は


13日未明、


災害情報を告げるアラームで


目を覚ました。


「それから


あっという間に水かさが増して、


畳が浮いて、


こたつもひっくり返ってしまった。


生きた心地がしなかった」。


一睡もせずに夜を明かし、救出された。




水戸市でも


市内を流れる那珂川や支流で


水があふれ、


多くの住宅が浸水した。


自衛隊や警察、消防がヘリやボートで


約130人を救助した。


同市の公務員男性(46)は


午前6時ごろ、


「ゴー」と水が流れる音で


目が覚めた。


「台風15号で


被害がなかったので大丈夫だろう」と


思っていたが、


1階の天井辺りまで


水はせり上がり、


消防のボートで


救助された。


「命だけあって


良かったです」と話した。


(窪小谷菜月、中野渉、林幹益、小島弘之)



朝日新聞社