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市内で
久慈川の堤防が決壊したのは少なくとも
2カ所。
このうち
富岡地区では
決壊箇所からあふれ出た川水が
民家の塀や道路のガードレールなどを
なぎ倒すなど、
周囲にすさまじい爪痕を残した。
国土交通省が
現場近くへ設置した
水位・流量観測所のデータによれば、
今回の台風19号襲来で
久慈川の
最高水位が記録されたのは
13日
午前4時の
5メートル73センチ。
河川が
氾濫する恐れのある危険水位
(3メートル50センチ)を
はるかに上回っていた。
富岡地区と久慈川を挟んで
対岸の下町地区も、
水田などが
水没する被害が出た。
住民の細貝昇さん(69)は
「堤防の決壊は初めて。
台風のすさまじい風はおっかなかった」と
振り返る。
付近は停電が続き、
「テレビも見られず、
状況がよく分からない」と
不安そうな表情を見せた。
(三浦馨)