北京オリンピックで日本は? | soccerと成長

北京オリンピックで日本は?

U-23日本代表は、人気がありません。かわいそうなくらい人気がありません。


日本人は、勝つサッカーよりも派手なサッカーがお好みです。


『華麗に勝てばいいじゃない?』


20年間くらい一貫して正しいプロセスで強化プランを日本中でやれば可能かもしれません。


スペインは、今回のEUROまでずっと華麗なサッカーを目指して、体現できる選手が同世代に集まって、課題だった国家的団結が出来て、最高の瞬間にやっとたどり着いた。


やっとW杯の決勝トーナメントに出られるかどうかの日本は、まず勝つことを最優先のサッカーをするのが強豪国への近道。


誤解してもらっては困るのは、華麗なプレーを我慢しろってことじゃありません。試合中のプレーでどちらかを選ばなくてはいけないときに、状況にあわせた良い選択をするってことです。


当たり前のことを書いてしまっています…。


反町JAPANは、A代表よりも勝ちに直結する戦い方をしているという印象があります。


チームのコンセプトの『ノンストップサッカー』は、本来ならばサッカーには普通のことです。しかし、いつも必ず出来るチームは意外と少ない。何試合か見ましたが、走り負けている試合はほとんどないので、ベースになっていると思います。


この世代の良いところは、中盤のボールの奪い方その後の動き出しのバランスの良さ


例えば、動き出しに関しては、右サイドで本田拓が奪ったとすると、本田圭、内田、安田、香川の4人はむやみに走るのではなく、周囲の動きを感じながらいい場所へ動けているので、面白い。


何よりも中盤の守備が、本田拓、谷口、梶山の3人の守備に対するプロセスが抜群なので大崩れしないチームになっています。


FWもメドが立ちました。豊田はワントップには欠かせないポストプレイヤーですし、李君は、勝負強い。


選考面では、興梠だけがもったいないと思います。サブ出場に慣れているし、出た試合で結果を残している点で、ベンチに欲しいなと…。


グループがきついので、絶対行けるとは言えませんが、素直な取り組みのサッカーが見られそうで期待しています。


予想しないのもつまらないので、1勝2分で突破して、アルゼンチンをPKで破り、最終的には4位と焦らされる結果になるのでは?