フランスは何がしたかったの? | soccerと成長

フランスは何がしたかったの?

「すべては将来に向けてのわれわれのプラン次第だ。グループ突破の可能性という考えを捨て、若い選手にプレー時間を与えるか? 何人かの選手たちが、非常に高いレベルとはどんなものなのかを見る手助けをせずに大会から去る危険を冒すのか? 私はまだ心を決めかねている」と、試合前にドメネク監督は発言していたらしい。


この言葉を記事で読んだとき、頭に浮かんだのは、サミル・ナスリをスタメンで使いたいということなのだろうと思った。さらに、どちらにせよ勝てると思っていないんだと。


確かに、クレールという若手を使って、プレイも及第点といえる働きをしていたし、ベンゼマの起用も間違いはないだろう。しかし、なぜ大事な試合でサイドバックのアビダルをセンターバックで使ったのだろう。


フランス代表のメンバーには、センターバックで常にやっているスキラッチ、ブームソンというリヨン所属の有望な中堅がいた。

何が問題かというと、DFラインの並びだ。左からエブラ、アビダル、ギャラス、クレールで始まったのですが、CBとしては経験不足のアビダルと若手のクレールがいることでギャラスは両方に気を配らなくてはならない


もう一つは、身長の問題。相手にはトーニがいる。ブームソンを入れて対応すべきではなかったか?


おかげで非常に退屈な試合になった。身長のミスマッチをつかれてトーニに放り込まれて競り勝てなくて、ファウルして、PK&レッドカード。


そんなことで、まさかのイタリア突破。


でも、どこが来てもスペインが勝つと思うんで、いいんです☆


そして、ロシアが勝つという地味なアップセットがあった。アルシャービン次第みたいなことを書いたら本当にチームが生き返った。オランダもあまりなめてかからない方がいいかもよ?


ベスト8のうち5チーム(A組がスイスに加えてポルトガル、トルコどちらかという予想だったので、1チーム当たったことにして)正解という微妙な感じに…。


昨夜、準々決勝の一つ目があってドイツが勝ちました。さすがに優勝候補の本命ですね。わざとポルトガルをつぶしに行ったのではないかと思うような変身ぶりでした。


残りをとりあえず予想すると、トルコ2-1クロアチア、スペイン2-0イタリアはある程度自信があるんですけど、オランダ×ロシアは意外な結果が出そうな気がします。


グループリーグの戦いぶりから考えると、オランダが3-0で勝つぐらいの感じですけど、出来すぎ感があって、エンジンの温まったロシアの勢いが気になる。


ということで普通の予想をしてもつまらないので、ドイツ、トルコ、ロシア、スペイン。


決勝は、トルコ対スペインでいこう(笑)


もちろん優勝はスペインです☆三位はドイツ。


やっとスペインの試合が生中継で見られることが嬉しいです