敗因は完全に采配ミス
今まで日本の育成にかかわったジーコの方針は間違っていないと思うしとても感謝すべきだと思います。
しかし、攻撃出身の監督ゆえの欠点が現れたシーンでした。
ミスは二人目の交代と配置。
やっちゃいけないよあんな中途半端な交代は…。
前半から中盤でプレスが効いていない状態で試合が進んでいて、そのせいで中村が無駄に守備に動いていたため完全に疲労していた。そして福西は捕まえづらいキューウェルをマークしていたことで後半10分から完全に消えていた。それまでは一番出来は福西だった。
でもそれは相手も同じだったからここまではまだ良かった。
しかし相手が前にも日記に書いたカーヒルを投入したときに絶対に対策が必要だった。
それまでは真ん中がキューウェル一人でもともとサイドアタッカーの彼は真ん中では動きづらそうだったし、疲れも見えていたがもともと司令塔タイプのカーヒル投入で一気に前線が活性化された。
一言で真ん中でボールが落ち着くようになった。それでも最初は中田が体を張って踏ん張っていた。少し中田が疲れて中澤と宮本がなんとかカバーしている25分過ぎに限界は見えていた。
はっきり言って相手はサイドを捨てて疲れが見える真ん中に人を集めてヴィドゥカに当ててこぼれ玉というのを繰り返していたのだから当てた後のこぼれ玉への反応がこの試合の焦点だったと言える。
長々と試合展開について書いたがこれらを一気に変えうる特効薬が二つあったと思います。
一つは相手の疲れたDFをつつくことで相手に守備の意識を持たせること。これは少し危険も伴うが例えば、大黒を柳沢に変えて入れると同時に三都主、茂庭、宮本、中澤、駒野の5バックにして真ん中CB三人のこぼれ玉への意識を高めること。
でもちょっと怖い。
で一番単純で有効な作戦がFW一人下げてボランチを三人にするために稲本か中田浩二を入れること。
そして真っ直ぐ並べるのではなくて一人が中盤のフリーを作らないように前にプレスをかけて、一人がヴィドゥカの競ったこぼれ玉に対応しもう一人がスペースに走る選手のケアに回るという風にすべきでした。
相手は2バックにしてまで前線に選手を上げていたので通常より一人選手が多くなっていたので当然こちらも一人増やすべき。
ジーコの小野投入は守備もバランスをとり攻撃もしかけようという二兎を追った中途半端なものだった。入れるにしても中村と交代もしくはそのままボランチに入れて三ボランチにするかしか状況としてありえない。
守備を支えていた中田を前にというのが一番の間違い。百歩譲っても前に小野を入れるべき!
ちなみに試合前から小野のシャツを着て出場を期待していた僕が絶対に入れるべき選手を間違ったと本気で思った。
攻撃か守備かはっきりすべきところで中途半端な起用だった。
簡単にどうすべきかを説明すると、カーヒルとケネディが投入されたときにすぐ中田浩二と稲本と遠藤にアップさせて5分以内にボランチに一人入れる。そしてもう5分したらもう一人、福西か中村に変えて入れる。
前半動いた分目に見えて運動量が落ちたのがこの二人でした。前半飛ばしましたから。
試合の数日前にオシム監督が「中盤で守備の出来る選手がいなさすぎる。福西一人でいいのか?」という言葉とヒディングの「弱点は監督だ。」という台詞がもろに当たりました。
今日の敗因は采配に尽きる!!!!!!