今日のドイツ戦の選手の動きを考える。
テレビで見ていても動きが見えないと言われました。始めは難しいかも
全部は見えませんがいくつかは見られたので印象にありそうな動きを自分なりに試合中のことを例に解説したいと思います。
まず開始10分くらいのの日本の最初の決定的な場面。
中村から柳沢へ足元へのロングパスから柳沢→中田にパス、中田が一対一でシュート。
中村がボールを取ったとき前の選手は攻撃だということでドイツのゴールに向かって動き出しました。
ここまでは実に普通です。反応が速いか遅いかで小学生でもそうするでしょう。
まぁ速いからプロなんですけどね。
柳沢がボールを受けたあと、中田英寿の動きと柳沢の選択があの場面を作り出したんです。
柳沢は受けるときに中田が後ろから攻めるために来ているのが目に入っていた。でもまずゴールに向かい相手のDFの動きを見て少し右に動きシュートとドリブルができる状態になりました。
このとき同時に中田は柳沢に追いつき左側を追い抜くようにしました。
この動きは中田が右にいくか左にいくかで全く得点への期待感が違うわけです。
図にしてみました。得点にはなりませんでしたがいい例です。
他には後半12分の得点シーンの高原の動きですが一度外に逃げてから一番動きやすい形を作っています。あの決めて当然かのようなシーンはその前の準備があればこそなんです。
あとは後半よく見られた駒野の右サイドでのオーバーラップの動き。
中田から大黒へのスルーパスでも真っ直ぐではなく少し膨らんでもらうスペースを作り出した大黒の動き。
終了間際の右サイドの中村から中田へ、中田が落として大黒がという場面も映っていないからわかりませんが守備的な位置の中田が最前線まで出て行く動きなんか特徴ですよ。
今日きっとニュースで見る機会があると思うので見てみてください。
