「昔の頃と同じ量のご飯しか食べていないのに太ってきた」
「全然食べてないんですよー。なのに年々太ってくるし、体型が変わっていくですー」
 
こう言ったお客さまのお悩みが本当に多いです。
 
これらの悩みの原因は年齢とともに代謝が下がっていくからです。
筋肉量は30代以降、年1%ずつ減り続けています。
 
筋トレなどの運動をしなければ、10年先で10%、20年先で20%、30年先には30%の筋肉が減るのです
100年時代とも言われている今、【貯金】と同じように【貯筋】がとても重要なのです。
 
最近体力も落ちてきたし、筋肉つけないと〜
と思い、YouTubeなどをみてみなさん筋トレを家でされているかたも多くいます。
 
筋トレは悪くないですが、ここで気をつけないといけないのが、
普段運動不足で、体がガチガチの方が、急に筋トレをすると肩や腰などを痛めてしまうことがあります。
 
ブログタイトルに40才越えたら筋トレするな!と書きましたが、実は筋トレは大事でやってほしい。
 
でも
 
40歳をこえたら筋トレの前にやってほしいこと!!
 
それは
「筋膜」を緩める!!
 
 
まずは筋膜を緩めて、関節の可動域をよくすること。
悪い姿勢のまま筋トレしていてもすごく効率が悪く、自己流で筋トレをすると逆に体を痛めてしまうことになります。
 

筋膜とは?ボディースーツ?!

筋膜とは、“筋肉を包み込んでいる膜”のことをいいます。浅層の筋膜は、平らな状態で、均一に、まるでボディスーツの様に全身の筋肉にはりめぐらされていることから、

 

【全身を張り巡らせたボディースーツ】

 

とも言われています。筋膜は、筋繊維1本1本の中にまで入り込んでいます。さらに筋肉だけではなく内臓や血管なども筋膜によって覆われています。

 

これらの筋膜は全身に張り巡らされており、「第二の骨格」とも呼ばれるほど非常に重要な組織です。

 

この筋膜がプルプルの水分のスーツであれば、関節も動かしやすく筋肉も柔らかく疲れないカラダをゲットできるのです。ただ残念ながら運動不足で年齢がいくとこのスーツがガムテープのような硬い筋膜になるのですー。



筋膜の構造(網目の構造をしていて、水分がプルプルの方が筋肉、関節がスムーズに動く)

 

 

現代の生活スタイルのように長時間同じ姿勢でいることや、また残念ながら加齢で筋膜は硬くなるのです。

 

硬くなったボディースーツの筋膜で

運動をしても、関節の可動域が減少しているので、筋肉自身も硬く動きにくくなります。

 

40歳過ぎて筋膜が硬い状態で筋トレをすると

効率がとても悪く、なかんか筋肉がつかない。

逆に悪い姿勢のまま筋トレをすることで肩こり腰痛をひどくして

筋トレが続かない

という負のスパイラルに入ってしまうことが多いのです

 

 

40歳こえたらまずしないといけないことは

 

筋トレではなく

筋膜を緩めること!!

 

筋膜の癒着を解消して、正しい骨格になってから

筋トレをすることで、そんな辛くなる

ちゃんと筋肉に効かせることができるトレーニングができ

 

「貯筋」ができます。

 

まずは出費を減らすことが貯金の近道のように

筋肉のコリの取り除くことが、「貯筋」をしていく近道なのです。

 

 

ちなみに「筋膜リリース」という言葉を使っていますが、

これは筋膜を剥がすという意味ではなく、筋肉を柔らかくするという表現です。

 

 

実は、筋膜の癒着は単純なマッサージでは取り除くことができません。

「筋膜の癒着」を取るためには、適度な刺激、一定の圧が必要だからです。

 

筋膜リリース専用ボール:セラピーボール

 

近年、身体の筋膜リリースグッズとしてボールやポールが活用されているのは、そのためです。

筋膜リリースを行うことで、様々な不調の改善が期待できます。

また筋膜ラインを意識して、筋肉を動かしストレッチすることで筋膜も柔らかくなります。

 
次回は効率の良い筋トレの方法を
筋膜リリースのポイントを踏まえたブログ内容でお届けします