前から気になっていた、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』を観てきた照れ



個人的には凄くよくて、涙脆いのもあるけど帰りの車でも余韻で涙が止まらなかった😢



感想書きたくなったので書きます。






セキセイインコ青セキセイインコ黄オカメインコ

闇を彷徨っていた時期がある自分にはとても響いた。



色々展開して、理解が難しいという話の流れはまさしく闇の中を生きていた時、自分でもそれまで生きていた世界とはまったく違う世界にいるような自分でもよくわからない頭の中のように感じた。


主人公は母の死、新しい母と新しい命を受け入れようと、必死に普通を装っていたけど自分の頭を石で殴るくらい、いっぱいいっぱいだった。
ドロドロに流れる血は主人公の心の傷を表現しているように思った。



勝手な解釈だが、鳥は自分の心の中の闇のようなもので、アオサギは主人公が自分の心に嘘をついている状態がつくりだして、その嘘がだんだん自分を訳のわからない世界に連れていき、いろいろな種類の鳥【闇】が現れ、時にはスクリーンを埋めるほどに膨れあがり、最後は人間を身を食べる鳥になるほど形を変える。


その中でも、色々な人と出会い時には死や命の誕生を考え、自分はどうしていくか一つ一つ進んでいく‥



最初お父さんの好きな人を助けると言っていたが、最後には自分からお母さんと呼び新しい家族を受け入れ進むことを決め、亡くなった母親ともそれぞれ自分達が選んだ道を進むことでちゃんとお別れをした。その心の葛藤を描いた物語なのだと思った。



最後全てが崩れていく場面から涙が止まらなかった。頭の中のモヤモヤの世界からの解放のように感じた。 
まだまだ理解が難しいところもあるが、訳がわからない‥それでも自分が決めたことに進めばいいのだと思った。



エンドロールの歌も、詩が物語の余韻を残し涙が止まらなかった。
話しを少し理解した今、もう1度じっくり観たい。


いろんな解釈があっていい。
それも含めて君たちはどう生きるか‥なのかなと感じた。

気になる方にはぜひ観てほしい作品ですニコニコ