優れたがん抑制効果のピーマン

ヨーロッパで唐辛子を品種改良して、辛みを無くして大型へと変化させて生まれたのが、ピーマンやパプリカです。

日本で栽培が始まったのは明治時代ですが、なかなか普及せず、一般家庭で食べられるようになったのは戦後になってからのようです。

赤ピーマンは緑ピーマンを完熟させたものなので、品種改良されたものではありませんが、緑ピーマンよりも甘さが増しているようです。

ピーマンの鮮度

ピーマンやパプリカは上部のヘタの周りから痛んできますので、購入時には綺麗なヘタの状態のものを選んでください。

赤ピーマンは完熟している為、比較的痛みやすくなっています。なるべく早く使用する事が望ましいようです。

パプリカは9割程度はメキシコ・ニュージーランド・オランダ・フィリピン・韓国などの輸入品のようです。使用された農薬が不明な部分もありますので残留農薬を落として調理する事が望ましいようです。

国産のピーマンでも他の野菜と比べると、比較的農薬の使用量が多くなっているようです。流水でしっかりとこすって洗い、食べやすい大きさにカットしたら、熱湯で1分程度ゆでた後、冷水で冷やすなどして、残留農薬等を落とす方法もあります。

農薬や化学肥料のリスク

日本で使用されている農薬は一定の安全基準をみたしていますが、害がまったく無いわけではありません。中には、発がん性の可能性のあるものもあるようですが、詳しくは分かっていないようです。

その為できるだけ、無農薬・低農薬・有機栽培の野菜や果物を選ぶのが良いとされます。

ナス科トウガラシ属 ピーマンの栄養成分

可食部100gあたり

  ピーマン 赤ピーマン 黄ピーマン
カリウム 190mg 210mg 200mg
βカロテン 400μg 1100μg 200μg
ビタミンB1 0.03mg 0.06mg 0.04mg
ビタミンC 76mg 170mg 150mg
ビタミンE 0.8mg 4.3mg 2.4mg
ビタミンK 20μg 7μg 3μg

ピーマンに期待される抗酸化作用

ピーマンにはがん予防で効果のあるβカロテン・ビタミンC・ビタミンEを含んでいます。

赤ピーマンには、赤い色素のカプサンチンという抗がん作用のある成分が含まれています。この色素は、βカロテンをしのぐ抗酸化作用があります。

ピーマンに期待される効果・効能

動脈効果予防・免疫力強化・美肌作り・夏バテ防止・疲労回復に効果があると期待されています。

匂いの成分であるピラジンは、血液をサラサラにして血栓や血液凝固を防ぐので、脳梗塞や心筋梗塞の予防に期待できます。

緑ピーマンには、貧血予防効果のあるクロロフィルが含まれています。

加熱調理してもビタミンCが失われにくいのも、ピーマンの特徴です。

毛細血管を丈夫にする効果があるヘスペリジンが含まれています。この成分は、ビタミンCの吸収を助け、高血圧や脳出血などの予防に期待されています。

油でさっと炒めるとβカロテンの吸収率がアップされると言われています。

豊富なビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助け、シミを予防する美容効果などに効果があります。